運転免許試験に775回落ちた韓国人女性、チャ・サスーン | Right Riot

ハルウララも引くほどの負けっぷり

今回は韓国の自動車試験のお話。

チャ・サスーンさん（６８）は、
２００５年から自動車運転免許試験の筆記試験に挑戦を続けているが、
いまだ合格に必要な６０％の正答率を達成できていない。
（合格ラインは６０点だが常に５０点以下らしい）

支払った受験料は累計１０００万ウォン（約６３万円）を超える。
仕事が食料品などの訪問販売で現在、
手押し車に商品を積んで移動しているため、
免許を取り自動車を使う夢をあきらめず、
７７６回目に挑戦する。

775回連続不合格て。。。

競馬の馬で、負けても負けても懸命に走り続けた、ハルウララ。
「負け組の星」として全国的な知名度と人気を獲得しました。
そんなハルウララでさえ、113連敗でした。



きっと、ハルウララも
「775回て・・・わいの7倍やんか」
と全力で引いていると思います。

しかしなぜそんなに落ち続けているのでしょうか。
今回はチャ・サスーンがなぜ落ち続けるのか、
検証を行いたいと思います。

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仮説：チャ・サスーン、鉛筆コロコロしてるんじゃ・・・

日本の自動車免許の筆記試験は2択です。
一方の韓国は4択らしく、若干難易度は上がるみたいです。

が。

775回連続で落ちるとなると、
めっちゃ雑に試験を受けているんじゃないかと疑いたくなります。
だって、それだけ試験を受けたら、
「一回解いたことがある問題」が9割を占めると思いますから。

つまり、チャは勉強しないで毎回勘で解いてるんではないか・・・？
そんな考えが脳裏によぎりました。

もしやチャ・サスーンさん、
毎回鉛筆をコロコロ転がしているんじゃないだろうか・・・



というわけで、この恐怖の仮説を検証すべく、
「勘で解いて受かる確率」を算出しました。

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鉛筆コロコロで受かる確率：0.000000000013％

この確率は、二項分布という有名な分布で解くことができます。
対象の試験は全部で100問、合格基準が60点ですから、

０点の確率＝(3/4)^100
１点の確率＝100Ｃ1(1/4)*(3/4)^99
…
ｋ点の確率＝100Ｃk(1/4)^k(3/4)^(100-k)

てな具合でそれぞれの点数になる確率が計算できます。
あとは0～59点になる確率を合計すると「勘で解いて不合格になる割合」、
60～100点になる確率を足すと「勘で解いて合格する割合」になるわけですね。

で、結果ですが、

「勘で解いて不合格になる割合」＝0.999999999999867％
「勘で解いて合格する割合」＝0.000000000013％

簡単に言えば、勘で合格できるのは10兆回に１回。
そうなんです、勘で解いても一生受からないんですね。
もうちょっと詳しく見てみましょう。

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結論：チャは鉛筆コロコロしている

こちらが１００問のテストを勘で解いた場合の点数の分布図です。
横軸が点数、縦軸が割合になります。

分布では、24,25点周辺が一番多くなっています。
そして、15～40点の所にほぼすべて集中していることがわかります。

ここで、ちょっと思い出してください。
チャの点数を。
チャは「常に５０点以下」で落ちているのです。
つまり、分布の多い30～40点あたりが多いのではないか、
と推測されるわけで―

すなわち―

―Cha is ENPITSU-KOROKORO―・・・

Oh・・・チャよ・・・コロコロしとったんか・・・

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チャ・サスーンの挑戦は始まったばかり

この韓国の自動車運転免許試験の筆記試験、
勘で鉛筆コロコロしても、
10兆回に一回しか受からないわけですよ。
鉛筆を1000兆回振らないといけないわけですよ。

チャ・サスーンよ。
鉛筆を1000兆回転がしていたら、
きっと筋肉ムキムキになって手押し車で十分になるぞ。

受かるのが先か、
ムキムキになるのが先か。
乞うご期待。

んちゃ。