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Posted by TI-DA at

2010年08月21日

【評価シリーズ 第2弾】季節大賞決定!1番すばらしい季節を決める

一番すばらしい季節はどれだ!?



どうも、fkdです。
さて、大好評(?)の評価シリーズ復刻版の第2弾です。
今回のお題は「季節」です。

みなさん、春が好き、いやおれは夏が好きなどなど、
人それぞれ好きな季節があると思います。
しかし、好き嫌いでは結局何もはかれないのです。
(そもそも「計る必要はない」という声があるのは一切無視。)

季節の中で、どれが一番すばらしいのか、
評価してしまいます。

やり方は第一回と同じでござる。
春夏秋冬、4つの季節をそれぞれ評価していきます。
で、栄えある季節大賞を決定します。
ちなみに、季節は新暦、すなわち

・春(3,4,5月)
・夏(6,7,8月)
・秋(9,10,11月)
・冬(12,1,2月)

といった感じで分けて評価したいと思います。

お勧め度は前回と同じく、
★→1点
☆→0.5点

で表し、五点満点です。

なお、前回同様あらゆる突っ込みは禁止です(笑)
それでは、お楽しみください!


春(3,4,5月)



素材はこちら

雪や氷が溶け、植物が芽を出す季節。
木々は色づき始め、気温と共にテンションも上昇!
日本人がもっとも好む花、桜が満開になり各地では花見が行われる。

日本では卒業式、入学・入社式などが行われる、
出会いと別れの季節でもある。
とってもセンチメンタルな、素敵な季節だ。

また、動物の繁殖も盛んになる季節。
それと関係があるのかは分からないが、
多くの優秀な芸術作品が生み出される季節でもある。
枕草子、春の雪、春の海、春一番・・・
と春がつく代表作を挙げたらきりがないほどだ。

一方で、花粉の脅威はすさまじい。
涙で、桜も見えない。鼻水で花見ず。
最近ではますます花粉症に悩ませられている日本人が増え、
もはや国民病といっても過言ではない。

そして、五月病
精神病の一種として認知されるほど五月にやってくるブルー。
新しい環境に溶け込むのが苦手な人にとっては、
五月には疲れとストレスがどーっとでてくきてしまい、
体も心もすっかり疲弊してしまうのだ。
ゴールデンウィークなんてものじゃ清算しきれないほど、
春が嫌な人も多いはずだ。

春を代表する食べ物、もあまり思いつかず、
さわやかな季節とは裏腹にストレスも溜まりやすい春という季節は、
思ったより低い評価となった。

そんな春はまるで、愛嬌とわがままを兼ね備え、
とってもかわいい顔をしているのに油断していると大怪我をしてしまう、
うさぎさんのようだ。

素材はこちら

#うさぎさんは育て方を間違えると、
 一切言うことを聞かずにやりたい放題になるらしい・・・
 ま、ねことかいぬも同じですが。笑

おすすめ度:★★★(3pt)



夏(6,7,8月)



素材はこちら

一年のうちで最もあつい季節。
緑が生い茂り、空はどこまでも青く、高い。
人々も積極的に活動する、とても活発な季節である。

夏祭り、花火等のワクワクイベントが各地でたくさん催される。
海、プールも開かれ、薄着で過ごせるためとてもオープンな気分になれる。
そして、なんといっても学生にとっての天国・夏休みがある。
とにかく暑い、熱い季節である。

アイス、スイカ、ビール、そうめん、冷やし中華と夏に食べたら最高においしいものも沢山有り、
くいしんぼうにとってもとてもいい季節だ。

一方、暑くて食欲が減退してしまったり、
それによって夏ばてしてしまう人も多い。
かなり過酷な季節で、熱射病、日射病で死亡してしまうケースも少なくない。
また、ケーキ・チョコレートなど洋菓子の多くやラーメンなどの
食料品の消費が顕著に減少してしまう弱点もある。

そして、夏は「死」と強く結びついている
それは、7月15日(新暦・旧暦)または8月15日にお盆があり、
日本独自の夏の行事の多くはその準備的な性格を持つためである。
夏祭りも起源は、疫病での死者が夏に多く、
それらを弔うためのものであったことが関係あると言われている。

陰と陽、その両面を強く併せ持つのが夏という季節である。
いい意味でもあまりよくない意味でも、とても印象深い素敵な季節だといえるだろう。
そういったわけで、夏はなかなかの高評価となった。

そんな夏は、普段は底なしに明るいのにプライベートになるとどこまでもまじめな
「岡村隆史」のような存在だろう。

素材元はこちら

がんばれ岡村さん!

おすすめ度:★★★★(4pt)



秋(9,10,11月)



素材はこちら

気温・湿度は夏に比べてだいぶ落ち着き、
稲などの穀物や果物が実る時期であり、
食べ物が抜群に美味しい。

そして、気温も安定していて、とてもすごしやすい季節だ。
そのため、ファッションの幅も広がり、街にはおしゃれさんが多く出現する。
秋祭りや運動会など行事も多く大変賑やかな季節でもある。

そんな秋は、「食欲の」「スポーツの」「読書の」「芸術の」など、様々な言葉が冠される
人々が不思議と感性豊かになり、感度びんびんになる素晴らしい時期である。

「食欲の秋」・・・・ブドウ、クリ、梨、リンゴ、イチジク、柿、新米、サツマイモ、秋刀魚、秋鮭、マツタケ、
きのこ類ととにかく旬を迎えるものが多く、過ごしやすい気温も手伝って、
秋という季節にはなおさら食欲が増すのである。

「スポーツの秋」・・・・プロ野球、Jリーグも佳境を向かえ盛り上がる。
動きやすい気候であるので体を動かすにもうってつけな季節であるためだ。

こんな感じで、秋という季節はとにかく
何をするにもうってつけな季節なのだ。

しかし、いいところばかりではない。
台風の存在を忘れてはならない
人々を不安の渦に落としいれ、時には壊滅的な被害をもたらす。
もちろん、台風がもたらす恩恵もあるが、
それよりも災害的な印象がとにかく強い。
最近では地球温暖化に伴い台風の勢力が異常に強くなったり、
数が多くなったりしているのもかなりのマイナス要因だ。

しかし、秋という季節は想像以上に素晴らしい季節である。
まるで、お笑いにも芸術にも、とにかく芸達者であり、
たまにバイク事故のような大失敗も犯してしまう
「北野武」監督のような存在だろう。

素材はこちら

おすすめ度:★★★★☆(4.5pt)



冬(12,1,2月)



素材はこちら

一年で最も寒い季節である。
バイク乗りだった僕としては最悪の季節で、
とにかく毎日早く冬が終わって欲しいと思う。

雪国に住む人にとっても大変で、毎日雪下ろし、
雪かきに追われる厳しい季節だ。
雪下ろしの途中で誤って足を滑らせて落下してしまう人もいる。

そして、服は寒さ対策に重点が置かれるため、
見た目にも実際にも重くて動きにくい。
表面的に考えれば、冬の評価は相当低いものになるだろう。

しかし、冬はよくよく考えれば意外と素晴らしい季節である。

まず、冬はイベント目白押しなのだ
忘年会、年越し、正月、新年会、初詣、さっぽろ雪まつり、節分、バレンタインデー・・・。
そして忘れちゃいけないビッグイベント、クリスマス
日本においては、本来の宗教的意味は薄れ、キリスト教徒であるかどうかに関わらず
クリスマス会をし、プレゼント交換をするものが多い。
街はイルミネーションに彩られ、クリスマスソングが街のあちこちで流れる。

とにかく年末は毎日が宴会みたいになり、
年越しに伴い心機一転することができたりする、

その寒さとは正反対で、
びっくりするくらいとてもポジティブな季節だ

そして、食べ物が秋以上に美味しい季節でもあるのだ。
さむーい外から帰ってきて、
こたつに入りながら暖かい鍋をつついている時を、
至福といわずしてなんと言おうか。

寒いからこそ、温かい料理の美味しさは増し、
食欲も増すのである。

あのお風呂につかるときの「生き返るぅ~!!」も忘れてはいけない。
とにかく、辛い変わりに特典もたくさんの季節なのだ。

うん、なかなか悪くない。
というわけで、意外にも高評価となった。
そんな冬は、世間からは嫌われているのに、
食べてみたらおいしかった「食わず嫌いだった物」
のような不思議な存在だろう。

素材はこちら

ちなみに、イメージ写真は
僕の最近の食わず嫌いだった「高野豆腐」である。笑

おすすめ度:★★★☆(3.5pt)




というわけで、季節大賞は・・・・・





に決定しました!!
おめでとうございます!!

個人的には、本命夏が独走すると思ったんですが、
終わってみればどの季節も僅差でしたね。
そして、春は印象がいい割に、意外とネガティブな要素が強い
季節なことがわかりびっくりしました。

いやー、意外な結果でしたか?
それとも予想通りでしたか?
それとも、予想なんかはじめっからする気がなかったですか?

とにかく、楽しんでいただければありがたいです♪
次回の評価シリーズもお楽しみに!

それでは、
んちゃぁ。 

Posted by fkd at 20:00Comments(1)評価シリーズ

2010年08月17日

【評価シリーズ 第1弾】1週間の中で1番すばらしい曜日を決める

伝説の「評価シリーズ」第一弾



どうも、fkdです。
今回は、このブログで一時期大評判になったオリジナル特集、
その名も「評価シリーズ」を再編集しましたので、
ご覧いただきたいと思います。

#今自分で読み返してみると、結構面白くて、
 このまま埋もれてしまうのがもったいないので再掲の運びとなりました。笑

この評価シリーズは実に馬鹿げていて意味がない企画なのですが、
世の中にある評価できそうで一回もされてこなかった
「単位」や「指標」などを評価してしまおうというもので、
第一回は「曜日」を評価しました。



評価のやり方は至極簡単。
一週間を曜日ごとに評価し、各曜日ごとに評価をつけて行きます。
そして栄えある一週間大賞を選出していきます。
決定してなんになるんだ?という問いは禁止です。笑)

評価はおすすめ度として、

★→1点
☆→0.5点

で表し、五点満点とします。
(何のおすすめなんだ、という問いは禁止です。笑)

それでは、評価シリーズ第一弾、
「一週間の中で一番すばらしい曜日を決める」
お楽しみくださいませー。


月曜日



週初めでブルーマンデーとも呼ばれるほど、
世の中の大抵の人を憂鬱にさせる魔の曜日である。

しかし最近はハッピーマンデーなんつーのが導入され、
月曜日の地位は格段に上昇した。
といっても、ハッピーマンデーはたったの4日だけである。
やはり月曜日の憂鬱をカバーするまでにはいかないだろう。

今週もがんばるか!!なんて健やかに思える人は滅多におらず、
一週間の中の月曜日の存在は
娘に煙たがれる親父のそれを彷彿とさせる。
床屋もそんな月曜日には休みになる。

素材元はこちら

おすすめ度:☆(0.5pt)



火曜日



ハッピーマンデー導入のあおりをうけ、
週初めになる回数が増えてしまった火曜日。
しかし、意外と火曜日は悪い印象を持っていない。
というか、むしろ存在感がないような気がする

アメリカでは選挙の投票日を火曜日に設定しているので
かなり火曜日の地位は高いと思うが、それはアメリカの話。
火という文字からは想像できないような大人しい曜日、
それが日本の火曜日なのである。

その姿はまるで、
ハンバーグの付け合せにのっているパセリのようだ。

素材元はこちら

おすすめ度:★★(2pt)



水曜日



ちょうど曜日の中間地点にいる水曜日。
水曜日は非常に評価が難しい。

週の中間なので学生や社会人は「土曜までまだあと三日もあるよ~」という
”先はまだ長いぜ的感覚”に襲われてしまう。
そして疲れがどーっと出るのである。
学生、社会人にとってはとても嫌な曜日である。

一方で、土日が稼ぎ時である商店では、
週の間の水曜日を休みとする店が多い
まさに憩いの水曜日となる。

そして、CDの発売日に指定するにちょうどよい曜日でもある。
これは、CDを月曜日に工場から出荷させ、火曜日に店頭に並ばせれば、
オリコンの集計上6日分の売上が計上され、上位に行くことができるためである。
店舗経営者、業者にとっては、
水曜は欠かすことの出来ない重要な曜日なのである。

以上の点から踏まえて、水曜は中間の評価とした。
かなりの存在感を持ち、好きな人は好きだが嫌いな人は嫌い、という
パクチーのような存在だろう。

素材元はこちら

おすすめ度:★★★(3pt)



木曜日



週の終盤のさしかかりに位置する木曜日。
火曜日ほどではないが、あまり存在感がないような気がする。
それは、”金曜日のための布石”のような印象を
持たれているからではないだろうか?

あぁ今日と金曜日さえ頑張れば休めるんだ、
今日頑張れば明日は仕事終わりに一杯引っ掛けられる・・・
といった具合である。

つまり、木曜の評価を支えているのは金曜日であって、
木曜はそれ自身ではさして意味をもたぬ曜日ではないか
と考えられる。

木曜日は単独では評価しがたいものがある。
ここは絶対的な安定感を持つ金曜日の影響も考慮して、
やや高評価にしたいと思う。

そんな木曜日は、マラソンランナーの記録を
コントロールするためだけに走り、
陰ながら奮闘して一部には絶対的な評価を得ている、
ペースメーカーのようだ。

素材はこちら

おすすめ度:★★★☆(3.5pt)



金曜日



名前の通り、キラキラ輝く金曜日。
「花の金曜日」「Thank God It's Friday.」
という言葉からもわかるとおり、社会人や公立の学生は、
まさに今にも脱皮しそうなサナギの気分で金曜を迎える。
金曜の放課後から日曜にかけて、
折りたたんでいた羽を大きく広げて別世界へ飛び立つ。

店舗も大忙しで、稼ぎ時である。
特に居酒屋は金曜日が勝負である。
日本は金曜を中心に回っているといっても過言ではない。

もちろん評価はかなり高い。
金曜の存在はまるで、一歩踏み入れた瞬間から、
全く別の世界観で包み込んでしまうディズニーランドのよう。

素材はこちら

ただし、あえて難点を挙げるとすれば私立の学生が休みではないことと、
13日の金曜日のせいで金曜日には少し悪印象があることだろう。
それでも金曜日の評価は揺るがない。

おすすめ度:★★★★☆(4.5pt)



土曜日



週休二日制の効果でかなり評価を上げた土曜日。
連休の初日ということで疲れも気にせず、思う存分楽しめる。
また、平日5日間の疲れを取れる日でもある。

僕自身は週休一日で登校しなければいけないときも、
土曜は大好きだった。

というのも、僕の通った学校には、
土曜には給食がないかわりに「土曜牛乳」なるものがあって、
それが非日常な感じがしてとても好きだったからだ。
そして、土曜の午後から休みだという開放感も手伝ってか、
土曜は僕にとってのヒーローだった。

なぜか、土曜をタイトルにした作品は数多く、かっこいい印象もある。
「SATURDAY NIGHT FEVER」(1977年、米国)
「土曜日の恋人」(歌・作詞・作曲:山下達郎)
「もうひとつの土曜日」(歌・作詞・作曲:浜田省吾)
「俺達には土曜日しかない」(歌:氣志團)
「SATURDAY NIGHT」(Blankey Jet City)
等々。

ユダヤ教でも土曜日は安息日だし、
土曜という名前からも安心感が得られる。

そんな土曜日は、まるで僕らをやさしく包み込んでくれる家族のよう。

素材はこちら

私立の学生にとっても、文句なしの曜日であろう。
弱点がなく、優勝候補・金曜日を上回る、最高評価となった。

おすすめ度:★★★★★(5pt)



日曜日



週はじめの日曜日。
基本的には日曜日は絶対に休日をしているところが多く、
確実に疲れた体を休められる貴重な曜日である。

と、一見かなりよさそうだが、
日曜の夕方から襲ってくる"明日から仕事だ症候群"が実に厄介。
僕自身、日曜日の16時を回ったときに心のそこから必ずやって来る、
「どす黒い何か」に気分を害されることは珍しくない。

これは後に控える月曜日の影響だ。
とにかく月曜は悪魔の曜日である
そのせいか、日曜を題材とした作品にはネガティブで怖いものが多かったりする。

しかし、それでもやはり休日である日曜の評価は高い。
その姿はまるで、すぐに溶けてしまうが、
ひと時の幸せを与えてくれるアイスクリームのようだ。

素材はこちら

おすすめ度:★★★★(4pt)



というわけで



というわけで、栄えある一週間大賞は・・・・・・・

土曜日

に決定いたしました!!
おめでとうございます☆

いやー、意外な結果でしたか?それとも予想通りでしたか?
それとも、予想なんかはじめっからする気がなかったですか?(笑)

この評価シリーズ、あと数本控えておりますので、
どんどん紹介させていただきます!
また、これを評価してくれ!というリクエストがありましたら、
気が向いたらやりますのでぜひどうぞ!

次回もお楽しみに!

それでは、
んちゃ。 

Posted by fkd at 20:00Comments(0)評価シリーズ

2008年11月23日

フクダ採点方式公開 ~新たなる採点の日々の夜明け~

フクダ採点方式(FGM)、ついに公開



0~100点で評価する時代は終わるのだ。
新たな採点方式「フクダ採点方式(FGM)」の登場によって。



今回は、僕が考えた驚異的な採点方式を
本邦初公開したいと思う。

と、公開する前に、現在の100点満点にする
無駄採点方式
について言及しておこう。


本当に「100点」が素晴らしいの?



そもそもいったい誰が100点が素晴らしいなんて決めたのだろうか?
わざわざ10問のテストを1問10点にして100点満点にするとかおかしいと思う。


「まいりました!」ってなんでやねん

むりくり100点満点にして得することなんて、
これといってないと思う。
逆に、無駄に100点が偉い、なんて思想がはびこっているから、
テスト結果でいじめなんてものが産まれるのだ。

例えば。
難易度が均等な5問のテストで、
100点満点の「無駄採点方式」を適応したとしよう。
難易度が均等だから、1問20点が妥当であろう。

1問が20点もある故、間違うと20点も引かれる。
ケアレスミスで3問間違ってしまったものなら、マイナス60点だ。
普通に1問1点にしておけば、5点と2点、
つまりたった3点の差で済んだのに、
無駄採点方式のせいで57点分も損をする。


無駄採点方式によって狂う人生がある


60点も違うと、小学生は
「おたくダメ人間ですよ」
と言われたかのようにショックを受け、
周りの児童からは
「なんかかわいそう、代わりに泣いてあげようか?」
的な同情がかけられ、本人は余計にダメージを受ける。
もともとあほな子だったり、
明るい子だったらなんてことはないかもしれない。

けど、性格が暗くて普段頭がいい子だったら?
もしかしたら、心ないいじめっこがここぞとばかりに
いじめてくるかもしれない。


「お前、40点かよ、実は馬鹿だったんじゃねえか」
と。1問1点だったならたったの3点差で済み、
別に馬鹿にも見えないしいじめっ子も気にしなかったのに、
無駄採点方式」によって恥でもない恥をさらされ、
一人の人生が変わってしまうかもしれない。

いや、きっと変わってしまった人がいると思う。

こんな、無駄なことはもうやめにしませんか。
こんな、バカなことは終わりにしませんか。


フクダ採点方式(FGM)が解決する


誰も傷つかない、けれどみんなが納得する評価はできる。
それがフクダ採点方式(FGM)

そんな理想の採点があるのだろうか?

5点満点では、満点を取ってもうれしくない。
かといって、みんな100点に近かったら、それもうれしくない。
みんなが納得でき、比較することもなく、点数を貰ってうれしい。
そんな点数の幅を見つけなければならない。

フクダは考えた。
そして、閃いた。

みなさん、思い出してほしい。
基本的に、小中学校は80点くらいが平均にならなかっただろうか?
難問が数問あり、簡単に100点は取れないようにしてあるが
基本的には解ける問題が大半。
もちろん学校によっては難しい場合もあるが、
そんな学校が普通だと思う。

80点くらいのところは平均的、
つまり、誰も傷つかない点数なのだ。

この傷つかない点数の周辺だけで上下させれば、
点数が悪いときでもイメージも見た目も悪くない。

80点周辺、ということで70点代も考えてみよう。
どうだろうか。
印象はがらりとかわり、ちょっとできなかったな・・・
というイメージが湧いてこないだろうか?

僕の母校でも、漢字テストや計算力テストは「80点以上」が
合格の定義だった。大半のテストがそうだ。
79点と80点では「地獄」と「地上」の差があるのだ。
地獄と地上の図。

つまり、点数の下限は80点が適切であるということが
立証されたわけである。

今度は上限を決めよう。

90点代はどうだろうか。
今度はうって変わって、
非常によく出来た、というイメージがあるのではないだろうか。

これまた母校の話で恐縮だが、
90点をとると豪勢な花丸がついた。
80点代は◎くらいなのに、90点代になると大層豪華になる。
また、90点以上は名前が呼ばれたり、
張り出されたりすることもあったはずだ。
89点と90点は「地上」と「天国」の差があるのだ。
地上と天国の図。

天国から地上を見れば、きっと優越感が全身を満たすに違いない。
結局、差別やヒガミが発生してしまうのである。
80点代のありがたみが失われてしまう。
よって、90点代もなくすべきだという結論に至る。

まとめよう。

つまり、80点から89点の間で推移させれば
誰もが傷つかないし、誰もが納得できる点数になるのだ。



フクダはさらに考えた


フクダはさらに考えた。
本当に点数の幅は80~89点でいいのか、と。

そう、これではまだ未完成だった。
危なかった。

まず、80点と89点について考えた。
これは「ぎりぎりOK」と「ぎりぎり90点行かなかった・・」
という多少ネガティブなイメージがついている。
いわずもがな、失くすべきである。
これについては、異論はないであろう。

さらに、88点に注目。
88という数字は、あまりにも高貴なイメージがありすぎる
8が一つでも末広がりだと言われているのに、
二個ならんだらどんだけ末広がんねん、ということになってしまう。
これは不公平だ。削除。

そして、さらに81点を削除することにした
これにも当然、深い理由がある。


81点を削除した深いワケ(FGMのポイント)


全ての点数を書き出してみよう。
僕が81点をなくした謎が解けるはずだ。

81,82,83,84,85,86,87

気づいただろうか。
そう、点数の種類は7個。奇数個である。
奇数個の場合、フクダ採点方式の中でも
優劣がハッキリ産まれてしまうという問題が発生する。

そう、84点が”普通”、それ以下が悪い、それ以上は良い、
という認識が自然と発生してしまうのである。
これでは、もともとのコンセプトが達成されない。
というわけで、一個削除する必要がある。

87点を削除してもいいわけだが、
そこはバランスを考え81点を削除。

というわけで、82点から87点を採点のゾーンとした。

無駄採点方式がもつすべての問題を解決。
それが、フクダ採点方式(FGM)。



どうだろうか。
見事ではないか。
美しさすら感じやしないか。
無駄採点方式の弱点をクリアし、
むしろ採点にポジティブなイメージさえ植え付けてしまった。

採点に怯える日々が、終わりを迎えたのだ。
新たなる採点の日々の夜明けである。



実際に使ってみれば、そのすごさがわかる


さあ、実践してみよう。

はじめに例えた5問のテストはどうだろうか。
全問正解なら、87点。
3問間違えても、84点。
さらに、全問不正解でも、82点。

いかがかな。
誰が傷つくのだろうか?
フクダ採点方式だったなら、
のび太はいじめられただろうか?



きっと、のび太はジャイアンと、
真の心の友になっていただろう。
ジャイアンは映画だけでなく、
通常放送でも優しかったはずだ。



さらに実践してみよう


場面は変わって、
仲のいい友達に彼女(彼氏)を紹介されるシーンを想像してほしい。

ある日、友人に「親友の貴方に、ぜひ付き合っている人を紹介したいの」
と連絡を受け、会いに行ってみたあなた。
しかし、友人の彼女(彼氏)はどうみても自分の好みではない
むしろ、世間的には決してイケてるとは言われない類の感じであった。

そう感じてしまったあなたが、仲のいい友人に
彼女(彼氏)、かっこいい(かわいい)でしょ?
と聞かれたとしよう。

あなたはどう答えるだろう?
「う、うん・・・ええやん・・・」と微妙な返事を返す?
「わたしは好みじゃないなー、23点!」とはっきり言う?
どちらにせよ、その友人はあなたの微妙な空気を察知し、
「あら、わたし変なこと言ってるのかしら」
と気づき、多少なりともショックを受けるかもしれない。

しかしフクダ採点方式を知っていたら?
「彼女(彼氏)、かっこいい(かわいい)でしょ?」
と聞かれたときに、迷わずこう答えればいいのだ。
「うん、83~84点くらいかな!」
と。

いかがかな。
誰が傷つくのだろうか?
友人は、ちょっと彼女(彼氏)の評価が高いような気さえする。
それは、小さい頃から植えつけられてきた
”80点以上=平均以上”
という方程式が深く根付いているからだ。


フクダ採点方式(FGM)を使おう


馬鹿にすることなかれ、
使ってみると意外と使い勝手がいい。

「まあまあ」「すごく」「なかなか」など、
曖昧すぎる言葉が多すぎる世の中。
はっきりと点数を言っても傷つけることなく理解できる
フクダ採点方式(FGM)は、こういった「曖昧な表現」にうって変わる、
無限の可能性を秘める、恐ろしい採点方式なのだ。



いや、採点方式の枠を超え、
いじめ問題、エコ、事件の減少などのよりよい社会を生み出す
世直しツール」として作用してくれることを願っている。

そして、一刻も早く無駄採点方式がこの世から淘汰され、
世界に平和な日が訪れることを祈っている。

最後に。
本当に、長々とふざけた文を失礼いたしました。笑

んちゃ。
 

Posted by fkd at 12:00Comments(0)評価シリーズ

2006年07月18日

形を語る

形を語るのお話

こんにちは、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
雨ばっかりでほんとやんなっちゃいますね。
現在二回連続で洗濯物が雨にやられてしまい、下着がなくなってしまうという
大トラブルに見舞われているfkdです。
どうして、「よし、今日は晴れそうだから大丈夫だろ」と賭ける日はよく雨が降るのでしょうか・・。


さて、今回は大人気の評価シリーズをお送りしたいと思います!
第五弾は「形」についての評価をします。
世の中、四角いものや丸いものや三角いもので構成されているといっても過言ではありません。
そんな、世の中を支配している形を
四角、三角、円
の三つに分けて評価したいと思います。
さて、この中で一体誰が栄えある「形大賞」をゲットするのでしょうか!?
まさに三者三様、史上最大の大激戦となること享けあいです!!
それでは、どうぞ!

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四角

四角形とは、4 つの頂点と辺を持つ多角形の総称である。方形(ほうけい)ともいう。
政治(政)・行政(官)・経済(財)・ジャーナリズム(報)4者の支配者連合を鉄のスクエアと
呼ぶのからも連想されるように、四角とは調和を表す重要な形である。

世の中、四角なものはたくさんある。今僕からみえるもの、ほとんど四角だ。
本、デスク、パソコンのディスプレイ、キーボード、窓、マンション・・・・
そしてどれも、不思議と安定していて安心感を与えてくれるのだ。

しかし、安定だと思っているものに限って不安定が潜んでいるものだ。

参考:cloud9science@Wiki

この画像を見て、違和感を感じる人はたくさんいると思う。
そう、一見水平だと思えるものが、垂直なのである。


これら、すべてが四角形。
三角形なのか、五角形なのか一見わからなくても確かにすべて四角形であり、
それと同じようにすぐ形を変えるのが安定なのだ。

しかし、やはり僕らは四角形を見れば安心し、四角形は世を支配している。
芸術性は若干他の形におとり、謎も少ない部分はマイナス評価だが、
人々の生活に密着している四角形の評価はまあまあ高いものとなった。

そんな四角形は、まるでそのままでは美しく、均整の取れたオブジェであるのに、
ひとたびゲームが始まれば僕らはドキドキ、ハラハラさせられ、最後には崩れ落ちてしまう
ジェンガのような存在だろう。

おすすめ度:★★★(3pt)

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三角

三角形は、同一直線上にない 3 点と、それらを結ぶ3つの線分からなる多角形。
パスカルの三角形、ルーローの三角形、カニッツアの三角形といった数学的にも非常に興味深い
図形である。
夏の大三角形(デネブ、べガ、アルタイルを結んだ三角形)、
冬の大三角形(プロキオン、ペテルギウス、シリウスを結んだ三角形)
なんていうおしゃれな三角形もある。

ピラミッドからもわかるように、三角形はバランスのとれた非常に美しい形である。

三角形は今まで述べてきた学術的意味合いだけでなく、3つの角には特別な意味が重ねられて
考えられてきたという神秘的なものも兼ね備えている。。
大地と水と空、父と母と子、現在と過去と未来、キリスト教的には父と子と聖霊など。
これ以外にも3という数字で表されるものは多く、それこそ際限なくいろいろな意味を重ねることが
できるだろう。

その例として、オグデン&リチャードの「意味の三角形」というものがある。
これは、コトバの意味を(1)「記号」(2)『意味』(3)《モノ》の3個の要素に分けて
理解するというものである。たとえば、「コップ」いうコトバの意味は、
(1)「コップ」という記号
(2)その記号によって相手に伝えたい意味内容としての『コップ』
(3)私の目の前にあるモノとしての《コップ》
という風になる。む、むずかしい・・・。
つまるところ、あらゆるものが三つの意味を持っている、ということである。はずだ。


しかし、一方で三角形にも弱点がある。
競馬、競艇、競輪の予想では「大穴」にあたり、一般的にも「いまいち」的な意味合いの記号で
使われる場合が多い。通信簿では、三角が多いとがっかりする諸君も多いはずだ。


だが、弱点といえばそれくらいで、親しみやすくすばらしい形である。
たとえば、コンビニで売られているおにぎりは三角形が多い。
これはのりがパリパリで食べられるための工夫であったり、
手に持ちやすく具も入りやすいという利点があるためである。

美しく均整のとれた形であり、すばらしいところが多い三角形は予想を覆す高評価となった。
そんな三角形は、美しく、かわいく、面白く、でもちょっと不健康そうだけど、でもやっぱ健康そうで、
あらゆる演技が出来る「中谷美紀」のような存在だろう。
・・・・俺が大好きなだけですが(笑)

おすすめ度:★★★★☆(4.5pt)

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円とは、平面上のある点Oからの距離が等しい点の集合でできる曲線のことをいう。
数学以外の分野ではこの曲線のことを「丸(まる)」という俗称で呼称することがある。

九点円の定理、六点円の定理、パスカルの定理、フォイエルバッハの定理等の定理があり、
数学的にも非常に重要な位置に属する図形である。

古代から様々な図形が魔術、妖術、まじないと呼ばれる類のものに用いられてきたが、
その最も古いものは円であるといわれている。
円は偉大なる太陽、生命の種たる卵、巡り来る車輪、神秘的な力をもつ眼などを象徴する事からも、神秘的な力を持つ図形であることがわかる。

円のもつ役割というのは非常に重要で、それは「丸み」という言葉で表現されている。
四角に負けず劣らず、円で世界は埋め尽くされていて、むしろ大半は「丸み」を帯びたものである。
また、円は無限や平和を表す心の広い図形であり、お父さんのような存在である。
記号的な丸は「いいんじゃない?」的意味を示すことからも、円はいいイメージを持っていることが
わかる。

円で忘れちゃいけないのが、「円周率」の存在である。
みなさんの中にも小さい頃、何桁まで覚えられるか挑戦した方はいらっしゃるとおもうが、
この円周率とは本当に謎の多い数で、実にいろいろな分野で必要とされている数である。
あまりに定義が多すぎるのでここではとてもじゃないけど書ききれない、というかわからないので
今回は「3.14ってやつだよ」くらいにとどめておきます(笑)

オイラーの法則、ガウス積分、スターリングの公式、エルゴート理論、ハイゼンベルクの不確定性関係、一般相対性理論のアインシュタイン方程式、正規分布の確率密度関数、Buffonの針の問題・・

とにかく、本当にすごいやつなんです、円周率は。
そんな円周率に見せられ、円周率の暗唱に挑戦し世界記録をつくった日本人がいます。
その名も、原口證さん。
2005年7月1日~7月2日に再挑戦し、83,431桁までの暗唱に成功したらしい。
すごいんだか、すごくないんだかさっぱりわかりません(笑)

そんな不思議で神秘的、かつ温かみもあって重要な役割を果たす円の評価は
なかなかいいものとなりました。ただ、ちょっとマニアックかな、というところから、最高評価までは
届きませんでした。
そんな円は、みんなに愛され、多くのメッセージを残してきた宮崎映画の中でもちょっとコア。
でも温かみあふれ、神秘的なファンタジー名感じがする「紅の豚」といったところでしょうか。
あれ、ちょっとわかりづらい!?(笑)
いいんです、わかる人にわかれば!

おすすめ度:★★★★(4pt)

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というわけで、栄えある「形大賞」に選ばれたのは・・・

三角

でした!おめでとうございます!
いやーこの結果には、前回の小指先輩の優勝に引き続き驚かされました。
だって、あの四角と円を破ったんですよ?
アンビリーバブルや。

みなさんも、だめだとおもっても最後まであきらめないで頑張ってください!
結果がどうなるか、なんて最後にならないとわからないのです。
途中であきらめなければ、何かしら起こるかもしれないのです。

あら、きれいにまとまった(笑)
それでは今回はこのへんで!
次回の評価シリーズもお楽しみに! 

Posted by fkd at 15:57Comments(3)評価シリーズ

2006年07月05日

指を語る

指を語るのお話

梅雨も佳境を迎えつつあり、雨強き今日この頃。
そんなジメジメを吹き飛ばしてしまうくらいバカらしい、評価シリーズ第四弾です!
なんと、今回は「指」を評価してしまおうという大それた企画です。

僕らは、毎日毎日、指にはめちゃめちゃお世話になっています。
彼らは無意識に動き続け、僕らに有意義な時間をもたらしてくれているのです。
だから、今回は「指リスペクト!」というサブタイトルをつけたいと思います。

評価方法は今まで通りです。
今回は「親指、人差し指、中指、薬指、小指」の五本にわけ、それぞれを評価して
栄えある「指大賞」を決定します。
なんのために決定するのか?
そんな問いは愚問です。
そこに指があるから、評価するのです。
そこに指があるから・・・・。

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親指

親指(おやゆび)は、掌を地面に向けたときに一番内側に位置する指。
拇指(ぼし)、母指、お父さん指ともいう。
一般的に指の中で一番太い。
間接が二個からなり、逆方向を向いている唯一の指である。
親指があるから僕らは何かを握ることができるのである。

敬意を表して、親指殿と呼ぼう。

西洋文化では親指以外の指を握り、親指殿を上へ向けてのばす動作は良い状態、
あるいは肯定を表す(ガッツポーズ)。
そのまま親指殿を下へ向けると、否定、もしくは「死ね」を表す。
また、霊柩車が通った時には「親が亡くならない様に」という意味をこめて親指殿を隠す風習がある。

親指殿は、父親、自己、表にあらわれる人格、支配力、脳の働き、能力、意志、バイタリティー、愛情の象徴とされている。
以上より、親指殿は指達をコントロールする、「とっても温かい」存在であることがわかる。

しかし、難点としてはその異質なルックスである。
バロック以前のハープシコード奏者は「親指殿は悪魔の指だ」と忌み嫌ったという歴史もある。
死を連想させてしまうということもマイナスポイントになる。
しかし、プラスポイントが大きいため、親指殿の評価はまあまあとなった。

そんな親指殿は、まるでみんなから非難されながらも、自分らしさを貫き、
そしていつもみんなのことを思い続けてきた、先日引退を発表した「中田英寿」選手のようだ。

おすすめ度:★★★★(4pt)

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人差し指

人差し指(ひとさしゆび)は、上肢の五指の内側から2番目にある指。
食指やお母さん指とも呼ぶ。人を指差す際用いることに由来している。
とてもスマートで、使い勝手もいいなくてはならない指である。
人差し指があるから、鼻もほじれる・・じゃなくて、細かいことができるのである。

親しみを込めて、人差し指君と呼ぼう。

他人に向けて人差し指君で指をさすことは失礼にあたる場合が多い。
それは、指をさすと相手を威嚇し叱っている様な気分にさせて しまったり、
相手に不幸を招くといわれているからだ。

人差し指君は、他人、母親、向上心、自尊心、支配力、野心、指導力、誇り、自信の象徴と
されている。
以上より、人差し指君は「自分らしさ」を追求する、ちょっとわがままな存在であることがわかる。
人差し指君の評価であるが、とにかく使い勝手がよくルックスもいいのだが、
自信過剰な点がマイナスとなり最高評価には届かない評価となった。
しかし、かなりの高評価である。

そんな人差し指君は、セルフィッシュなのに結果を残し、どこまでも人を魅了してしまう、
スラムダンクのイケメン貴公子「流川楓」のようだ。うーん、うらやましい。

おすすめ度:★★★★☆(4.5pt)

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中指

中指(なかゆび)は、上肢の五指の内側から3番目にある指。
高高指やお兄さん指とも呼ぶ。五指の中間にあることから、そう称される。
一般的には一番長くて、指輪がさらりと馴染む指だ。
中指があるから、五本の指の見た目がこんなにもバランスよく見えるのである。
某SMAPで言えば、ちょうど木村さんあたりのポジションであろう。

そんな若者っぽい中指は、呼び捨てにするのが妥当だろう。

手の甲を相手に向けて中指だけを立てるジェスチャーは、欧米社会で相手を侮辱する
"Fuck You" を意味し、日本ではファックサインと呼ばれる。

中指は、自己、注意力、警戒心、慎重、思慮分別、反省の象徴とされている。
以上より、中指は社交的な、ナルシストな指であることがわかる。
指界のファッションリーダーであるのは高評価だが、如何せんあとが続かない。
そんなわけで、中指は中途半端な評価になった。

そんな中指は、他人の目線なんてどこ吹く風、部屋は前面鏡張り、ライブになれば別人のような
動きをし、TVでは意外とおちゃめな面も見せる「Gackt」のようだ。

おすすめ度:★★★(3pt)

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薬指

薬指(くすりゆび)は、上肢の五指の内側から4番目にある指。
紅差し指や無名指、お姉さん指とも呼ぶ。
昔、薬を溶かす際や塗る際にこの指を使ったことに由来している。
婚約指輪、結婚指輪をつけるのもこの指。

薬指たんって呼ぶしかないだろう。

薬指たんは、家族、美的センス、愛情、社交性、明朗、財産、勝負事の象徴と言われている。他はなんとなく想像通りなのだが、勝負事、は意外である。
以上より、薬指たんは思慮深い感じがするが、一方ではちょっと妖艶で危なっかしい雰囲気を持つ
とても女性的な指であることがわかる。
薬指に関しては、あまりマイナスイメージがなく、これといって目立つこともないので
まあまあいい評価に落ち着いた。

そんな薬指たんは、綺麗な姿を見せたと思ったら次の瞬間には怒りだし、そしてまた次の瞬間には
鮮やかな表情をみせてくれる「女心と秋の空」という言葉そのものだ。

おすすめ度:★★★☆(3.5pt)

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小指

小指(こゆび)は、上肢の五指の内側から5番目にある指。季指や赤ちゃん指とも呼ぶ。
最も小さい指であることに由来している。
実は小指は指のバランスをとっているとても重要な指だ。
小指がなければ平衡感覚はなくなり、握力もなくなってしまう。
名前とは正反対の、縁の下の力持ちなのだ。

そんな渋い小指だから、小指先輩と呼ぼう。

日本では小指先輩は「女」を意味する。
「コレ」と言いつつ小指を立てると、(女性の)「恋人」「愛人」などの意味になる。
一方、欧米の一部では、男性に向かって小指先輩を立てるサインが重大な侮辱と取られる
場合があるので、注意が必要だ。

小指先輩は、子供、子孫、自分でも気付いていない性格、商才、ウィット、
裏面の性格、表現能力
の象徴とされている。
やはり縁の下の力持ち的意味合いの言葉の象徴とされていることがわかる。
以上より、小指先輩はかわいい表向きとは裏腹な性格を持ち合わせた存在であることがわかる。
小指先輩の評価はかなり高い。
弱点といえばチビなことくらいで、かわいらしいし力強いし・・・
文句なしの最高評価である。

そんな小指先輩はまるで、見た目はおとなしくて普段は目立たないのに、みんなを引き立て、
心地よい空間を作り出してくれている無くてはならない存在である「ひな壇芸人」のようだ。

おすすめ度:★★★★★(5pt)

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意外な結果が出ました!
栄えある「指大賞」に選ばれたのは、な、なんと・・・

小指先輩

でした!おめでとうございます!!
いやー、びっくりしました、まさか小指先輩が大賞なんて!
やっぱ、努力をしてれば報われる日は来るんですね。
今日は、小指先輩の感想も届いています。

小指先輩の言葉
「いや~、まさか自分が選ばれるとは思ってなかったです。
僕はちっぽけな存在に思われてるんだろうなぁ、どうせビリだろうなぁ、って思ってたんです。
でも、こうやって評価してもらえて、小指やってて良かったと思いました。
「薬指に転職しようかな」なんて同僚に相談したこともありました。
薬指のほうが給料いいんですよ。仕事は楽な割にね。"薬指たん"って呼ばれたかったしね。
でも、これからは胸張って『俺は小指なんだぜ!』って言えます。
本当にありがとうございました。」(ロイター通信)

本当に感動的な一夜でした。
ところでこれ、誰の小指の言葉?という突っ込みはナンセンス。
これは、あなた自身の小指先輩の言葉なんですよ!
耳に小指をあてて、耳をすましてごらんなさい。
ほら・・・小指先輩の声が・・・聞こえないよね・・

というわけで、次回の評価シリーズもお楽しみに!! 

Posted by fkd at 17:25Comments(2)評価シリーズ

2006年07月03日

移動手段を語る

移動手段を語るのお話

しばらく更新できませんで、すいませんでした。
風邪ひいたり、風邪気味なのに遊んだり、病み上がりなのに飲み会に参加したりしていたのです。
家で休めよ、という最もな突っ込みが痛いですが、こればっかりは遊びたいんだから
仕方ありませんよね。

というわけで、久しぶりのfkdです。
そして今回は、早くもやってきました、評価シリーズの第三弾!
なんだか、評価する意味のなさと、誰も評価したことがないものを評価したことへの
満足感があって、やっているうちに自分も楽しくなってきました(笑)

今回は、前回までと趣を少し変えまして「移動手段について」を語ります。
僕らができる移動方法はたくさんあるんですが、今回は

徒歩、自転車、車(自家用)、バイク、公共機関(電車、バス等)

の5つに絞ってみました。ほかにも、無理すればボートやキックボードやスケボーや競歩なども
あるんですが、きっと全国的に見てもそれらで移動している人は稀なので無視します。
この5つをそれぞれ評価し、栄えある「移動手段大賞」を決定しようという
大胆不敵、意味不明な企画です!

くどいですが、お勧め度は
★→1点
☆→0.5点
で表し、五点満点です。

それでは、さっそく開始したいと思います。
お楽しみください♪

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徒歩

歩く(あるく)とは、急がない速度で移動する事をいう。
二足歩行の場合、同時に両足が地面を離れない場合をいうこともある。
急いで移動するのを走るという。

人間の歩行速度は、時速4キロメートル程度。
不動産業などにおいて距離を表示する目安として、徒歩○分といった表現をする場合がある。
慣例的に、徒歩1分は約80メートルに相当する。

スピードも遅く、決して有効な移動手段とはいえないのだが、徒歩というのは
実にすばらしい移動手段であることは確かだ。
まず、体にいい。程よく、バランスよく汗をかくことができ、体に負担をかけずに健康になれるのだ。
そして、歩きの移動では景色もよく見え、パートナーと一緒なら手をつないだり、腕を組んだりと
スキンシップもとれてしまうのだ。

また、体ひとつで移動できるのも大きなポイントだ。
もちろん、お金はかからない。そして、駐車もないからどこにだっていける。

スピードはこの5つの中では限りなく遅く、機動力という面では最低だがそれをカバーするだけの
グッドポイントがたくさんある。
そしてよくよく考えればなるべくなら徒歩で移動したほうが環境にも体にもいいに決まっている。
しかし、これは五体満足な人や若者にとっての話であって、交通弱者にとっては徒歩は不可能な
場合もあるだろう。
また、車社会がために事故に巻き込まれると命を落としてしまうケースもある。
そういったわけで、まあまあ高評価となった。

そんな徒歩という移動手段は、まるでマイペースながらもわが道を進み、
確固たる地位を獲得した「ゆうこりん」のようだ。

おすすめ度:★★★☆(3.5pt)

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自転車

自転車とは、二つの車輪がついている、自走できる動力源が付いてない乗り物をさす。
一般的な自転車の速度は時速16~40kmである。搭乗者の体格に合わせて作られた
競技用自転車では平坦な路面に於て一時的に時速70kmを出すことも可能である。

移動距離あたりに必要とするエネルギーが少ない効率的な乗り物であり、、排気ガスを
発生しないなど、地球温暖化問題が叫ばれる現在、クリーンな移動手段として見直されている。

自転車は運動にもなるし、効率的にそれなりのスピードで移動できる。
そして、燃料もいらないのでコストパフォーマンスもよく、
バイクほど危なくないので子供からお年寄りまで乗れる。
まさに、万能な移動手段だといえるだろう。

一方で、自転車にかかわる問題は数多い。
放置自転車、盗難問題、車道・自転車道の不整備による歩行者との事故、
交通手段としての中途半端な位置付け(運転上のルール軽視)など、
自転車運転のモラル、安全への配慮が欠落している。

自転車は利用者が多いのに、安全に対する意識が全然ないのが不思議でならない。
便利な分、僕らはもっとそのありがたみを感じる必要があるのではないだろうか。

間違いなく利用度、愛され具合からいけばダントツでトップなのだが、それゆえにモラルの低さも
目に付いてしまった。そういったわけで、自転車は高評価ながら最高までは届かなかった。
しかし、間違いなくすべての利点を兼ね備えたパーフェクトな乗り物だろう。

そんな自転車は、みんなに愛され、小さなひとかけらでも大きな喜びを与えてくれるのだが、
油断して食べ過ぎると太ったり、虫歯になってしまうという悪い面も併せ持つ「チョコレート」
ような存在だろう。

おすすめ度:★★★★☆(4.5pt)

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車(自家用)

自動車とは、原動機の動力によって車輪を回転させ、軌条(軌道)や架線によらないで走行する乗り物を指す。
非常に機動性に優れ、コストパフォーマンスにも優れている大変便利な乗り物である。

日本では持っていない家庭のほうが少ないくらい愛されている乗り物で、
今ではもはや車がないと社会が成立しないまでになった。
雨の日でも、雪の日でも大丈夫。
一人だって、五人だってガソリンと免許さえあれば一度に運べる。

しかし、問題も数多く発生している。
環境問題(大気汚染、二酸化炭素の増加による地球温暖化現象など)、
交通事故の問題路上駐車等運転者の交通ルール意識低下・無関心、
暴走族による騒音や危険運転等の問題、
自家用車の発達(モータリゼーション)による公共交通機関の衰退、それに伴う交通弱者の増加
などが代表的な問題である。

現在では電気自動車や公共機関を利用する動きが活発になったり、駐車車両を厳しく取り締まる
道交法の改正などによって、解決のために力が注がれているが車の地位は低下の一途を
辿っている。


車はとにかく便利で、なくてはならない乗り物だ。
だからこそ、必要なときだけ乗るようにする心がけも大事だろう。
マイナス要因もかなりたくさんあるのだが、車の必要性と便利さを考えるとやはり車はそれなりの
評価となる。交通弱者にとっては、ありがたいような、ありがたくないような交通手段であろう。
そういったわけで、微妙な評価となった。

そんな自動車という交通手段は、いつもはいじめっこなのに、急にみんなのことを思いやり、
縁の下の力持ちのような存在になる「映画におけるジャイアン」のようだ。

おすすめ度:★★★☆(3.5pt)

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バイク

バイクとは、自動車の一種。2つの車輪を前後に配置し、動力で走る乗り物の事である。
日本に於いては、道路交通法における自動二輪車を指す。

道路が舗装整備され、自動車が一般的な乗り物として普及すると、
国内におけるオートバイ市場は頭打ちとなった。
そのため、日本ではオートバイは趣味の乗り物とされるようになっていく。
しかし、高い機動性はビジネスバイクという形で社会に親しまれ、
バイク便など高速輸送にも使われる。

バイクの機動性は自動車よりも高いといっていいだろう
気軽に乗れる便利さ、小型のため駐車しやすい、そして見た目のかっこよさなどで
バイクは若者に人気がある。ツーリング等のドライブも、オープンなスタンスのため車の何倍も
気持ちよく爽快である。

しかし、気候の変化に弱く、雨や雪の日になるととにかく危険である。
視界はさえぎられ、二輪の不安定な特性上、スリップも格段にしやすくなる。
さらに、自動車をはじめとする多くの乗り物とは異なり乗員を保護する箱構造を持たず、
むき出しのまま乗車する。そのため事故の際は乗員は身ひとつで放り出され、
衝撃を受けることとなる。小さいため、認識されにくいのも大きな難点である。
つまり、ほかの移動手段に比べて、死亡事故の確率が遥かに高いわけだ。

機動性は間違いなくNO.1であるが間違いなく危険性もNO.1の乗り物である。
僕も乗っているのだが、安易にお勧めできる乗り物ではないことから、評価は低くなった。

そんな危なっかしいバイクという乗り物は、面白いときもあり、つまんないときもあり、
とにかく何をしでかすかわからない「江頭2:50分」のようだ。

おすすめ度:★☆(1.5pt )

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公共機関(電車、バス等)

電車とは、複数車両に電動機(動力)を分散配置し、それらを運転台から一括して制御する
鉄道車両を指す。

また、バスとは、車両の内部に多くの座席を備えている、大量の旅客輸送を目的とする車を指す。

これらの公共機関は、都市において絶大な威力を発揮する
なぜなら、都市部には駐車スペースが少なく、あったとしてもお金がかかってしまうからだ。
また、交通弱者にとっても便利な移動手段である。
現在は排気ガス削減のためにマイカー移動よりも推されていて、格段に地位が上昇した。
そして、いわゆる電車オタク、バスオタクと呼ばれる人がたくさんいるくらい魅力満載なのも
大きな特徴だ。旅行に行くときにお世話になるのも電車、バスが多い。

しかし、コストパフォーマンスが悪いのと時間的に拘束されてしまうのが大きな難点。
また、電車においては一度大きな事故が起こってしまうと多くの人に迷惑がかかってしまい、
復旧に莫大な時間とお金がかかってしまうのも大きな問題となる。

今後の環境問題への役割の重大さ、そしてあらゆる人に対して優しい交通手段であることを
考慮すると、マイナス評価を入れても公共機関の評価はかなり高いものとなった。

そんな公共機関の移動手段は、普段は不器用で何もできないのにいざというときには頼りになる
「ドカベン」のような存在だろう。

おすすめ度:★★★★(4pt)

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さて、今回は大接戦になりましたが、栄えある移動手段大賞は・・・

自転車

に決定いたしました!!ほんとうにおめでとうございます☆
いやー、バイク乗っている僕としてはバイクに頑張ってほしかったんですが、
ダントツで最下位という悲しい結果になりました(笑)
先日も、彼女を後ろに乗せながら転倒し、彼女に怪我をさせてしまうという最悪のことを
してしまいました。幸い大事にはいたらなかったので良かったですが、やっぱ危ないです。
でも、その分楽しいので、みなさんも乗る際は気をつけてくださいね!

それでは、次回の評価シリーズお楽しみに!! 

Posted by fkd at 15:34Comments(2)評価シリーズ

2006年06月28日

一年間を語る

一年間を語るのお話

さて、今回は「一年間について」のお話をしたいと思います。
そう、大人気、かどうかはわかりませんが、「一週間」に続く評価シリーズの第二弾です!
一年を春夏秋冬の4つの季節に分け、それぞれ評価していきます。
で、栄えある一年間大賞を決定しようという、素敵な不敵な企画です!
ちなみに、季節は新暦、すなわち春(3,4,5月)、夏(6,7,8月)、秋(9,10,11月)、
冬(12,1,2月)といった感じで分けて評価したいと思います。

お勧め度は前回と同じく、
★→1点
☆→0.5点
で表し、五点満点です。

なお、前回同様あらゆる突っ込みは禁止です(笑)
それでは、お楽しみください!

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春(3,4,5月)

雪や氷が溶け、植物が芽を出す季節。
木々は色づき始め、気温と共にテンションも上昇!
日本人がもっとも好む花、桜が満開になり各地では花見が行われる。

日本では卒業式、入学・入社式などが行われる、出会いと別れの季節でもある。
とってもセンチメンタルな、素敵な季節だ。

また、動物の繁殖も盛んになる季節。
それと関係があるのかは分からないが、多くの優秀な芸術作品が生み出される季節でもある。
枕草子、春の雪、春の海、春一番・・・と春がつく代表作を挙げたらきりがないほどだ。

一方で、花粉の脅威はすさまじい。
涙で、桜も見えない。鼻水で花見ず。
最近ではますます花粉症に悩ませられている日本人が増え、もはや国民病である。

そして、五月病
精神病の一種として認知されるほど五月にやってくるブルー。
新しい環境に溶け込むのが苦手な人にとっては、五月には疲れとストレスがどーっとでてくる。
ゴールデンウィークなんてものじゃ清算しきれないほど、春が嫌な人も多いはずだ。

春を代表する食べ物、もあまり思いつかず、さわやかな季節とは裏腹にストレスも溜まりやすい
春という季節は、思ったより低い評価となった。
そんな春はまるで、小さい頃は「パパァ、パパァ!」好かれていたのに気がつけば
「臭いから近づかないで!」と言われてしまう全国のお父さんのようだ。

おすすめ度:★★★(3pt)

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夏(6,7,8月)

一年のうちで最もあつい季節。
緑が生い茂り、空はどこまでも青く、高い。
人々も積極的に活動する、とても活発な季節である。

夏祭り、花火等のワクワクイベントが各地でたくさん催される。
海、プールも開かれ、薄着で過ごせるためとてもオープンな気分になれる。
そして、なんといっても学生にとっての天国・夏休みがある。
とにかく暑い、熱い季節である。

アイス、スイカ、ビール、そうめん、冷やし中華と夏に食べたら最高においしいものも沢山有り、
くいしんぼうにとってもとてもいい季節だ。

一方、暑くて食欲が減退してしまったり、それによって夏ばてしてしまう人も多い。
かなり過酷な季節で、熱射病、日射病で死亡してしまうケースも少なくない。
また、ケーキ・チョコレートなど洋菓子の多くやラーメンなどの食料品の消費が顕著に減少して
しまう弱点もある。

そして、若い人はあまり結びつかないだろうが、夏は「死」と強く結びついている
それは、7月15日(新暦・旧暦)または8月15日にお盆があり、
日本独自の夏の行事の多くはその準備的な性格を持つためである。
夏祭りも起源は疫病での死者を弔うためのものであったことが関係あると思われる。

陰と陽、その両面を強く併せ持つのが夏という季節である。
いい意味でもあまりよくない意味でも、とても印象深い素敵な季節だといえるだろう。
そういったわけで、夏はなかなかの高評価となった。
そんな夏は、普段は底なしに明るいのにプライベートになるとどこまでもまじめな
「藤井隆」「岡村隆史」のような存在だろう。

おすすめ度:★★★★(4pt)


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秋(9,10,11月)

広葉樹が葉を落とし、草が枯れるなど、冬へと向う季節である。
稲などの穀物や果物が実る時期であり、食べ物が抜群に美味しい。

そして、気温も安定していて、とてもすごしやすい季節だ。
そのため、ファッションの幅も広がり、街にはおしゃれさんが多く出現する。
秋祭りや運動会など行事も多く大変賑やかな季節でもある。

そんな秋は、「食欲の」「スポーツの」「読書の」「芸術の」など、様々な言葉が冠される
人々が不思議と感性豊かになり、感度びんびんになる素晴らしい時期である。

「食欲の秋」・・・・ブドウ、クリ、梨、リンゴ、イチジク、柿、新米、サツマイモ、秋刀魚、秋鮭、マツタケ、
きのこ類ととにかく旬を迎えるものが多く、過ごしやすい気温も手伝って、
秋という季節にはなおさら食欲が増すのである。
「スポーツの秋」・・・・プロ野球、Jリーグも佳境を向かえ盛り上がる。
動きやすい気候であるので体を動かすにもうってつけな季節であるためだ。

こんな感じで、秋という季節はとにかく何をするにもうってつけな素晴らしい季節なのだ。
しかし、いいところばかりではない。
春ほどではないが、花粉も飛び散り花粉症の人々を悩ませる。

そして、台風の存在を忘れてはならない
人々を不安の渦に落としいれ、時には壊滅的な被害をもたらす台風。
もちろん、台風がもたらす恩恵もあるが、それよりも災害的な印象がとにかく強い。
最近では地球温暖化に伴い台風の勢力が異常に強くなったり、数が多くなったりしているのも
かなりのマイナス要因だ。

しかし、秋という季節は想像以上に素晴らしい季節だ。
まるで、お笑いにも芸術にも達者であり、たまにバイク事故のような大失敗も犯してしまう
「北野武」監督のような存在だろう。
そんなわけで、かなりの高評価となった。

おすすめ度:★★★★☆(4.5pt)

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冬(12,1,2月)


年中で最も寒い季節である。
バイク乗りの僕としては最悪の季節で、とにかく毎日早く冬が終わって欲しいと思う。
雪国に住む人にとっても大変で、毎日雪下ろし、雪かきに追われる厳しい季節だ。
雪下ろしの途中で誤って足を滑らせて落下してしまう人もいる。
そして、服は寒さ対策に重点が置かれるため、見た目にも実際にも重くて動きにくい。
表面的に考えれば、冬の評価は相当低いものになるだろう。

しかし、冬はよくよく考えれば意外と素晴らしい季節であった。
まず、冬はイベント目白押しなのだ
忘年会、年越し、正月、新年会、初詣、さっぽろ、雪まつり、節分、バレンタインデー・・・。
忘れちゃいけない、クリスマス
日本においては、本来の宗教的意味は薄れ、キリスト教徒であるかどうかに関わらず
クリスマス会をし、プレゼント交換をするものが多い。
街はイルミネーションに彩られ、クリスマスソングが街のあちこちで流れる。
とにかく年末は毎日が宴会みたいになり、年越しに伴い心機一転することができたりする、
びっくりするくらいとてもポジティブな季節だ

そして、食べ物が秋並に美味しい季節でもあるのだ。
さむーい外から帰ってきて、こたつに入りながら暖かい鍋をつついている時を至福といわずして、
なんと言おうか。寒いからこそ、温かい料理の美味しさは増し、食欲も増すのである。

あ、あのお風呂につかるときの「生き返るぅ~!!」も忘れてはいけない。
とにかく、辛い変わりに特典もたくさんの季節なのだ。
うん、なかなか悪くない。
というわけで、意外にも高評価となった。
そんな冬は、世間からは嫌われているのに、食べてみたらおいしかった「食わず嫌いだった物」
のような不思議な存在だろう。

おすすめ度:★★★☆(3.5pt)

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というわけで、一年間大賞は・・・・・



に決定しました!!
おめでとうございます!!
個人的には、本命夏が独走すると思ったんですが、終わってみればどの季節も僅差でしたね。
そして、春は印象がいい割に意外とネガティブな季節なことがわかりびっくりしました。

いやー、意外な結果でしたか?それとも予想通りでしたか?
それとも、予想なんかはじめっからする気がなかったですか?
とにかく、楽しんでいただければありがたいです♪
次回の評価シリーズもお楽しみに!
それでは、今回はこの辺で! 

Posted by fkd at 22:48Comments(2)評価シリーズ

2006年06月22日

一週間を語る

一週間を語るのお話

さて、今回は「一週間について」のお話をしたいと思います。
といっても、僕の一週間を語ったつまらない日記を書くのではなく、
一週間を曜日ごとに評価し、各曜日ごとに評価をつけて行きます。
そして栄えある一週間大賞を選出していこうじゃないか、という素晴らしい企画です。
決定してなんになるんだ?という問いは禁止です。

なお、お勧め度は
★→1点
☆→0.5点
で表し、五点満点です。
何のお勧めなんだ?という問いは禁止です。
それでは、お楽しみください!!

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月曜日

週初めでブルーマンデーとも呼ばれるほど、世の中の人を憂鬱にさせる魔の曜日である。
しかし最近はハッピーマンデーなんつーのが導入され、月曜日の地位は格段に上昇した。
といっても、ハッピーマンデーはたったの4日だけである。
やはり月曜日の憂鬱をカバーするまでにはいかないだろう。

今週もがんばるか!!なんて健やかに思える人は滅多におらず、
一週間の中の月曜日の存在は娘に煙たがれる親父のそれを彷彿とさせる。
床屋もそんな月曜日には休みになる。

おすすめ度:☆(0.5pt)

火曜日

ハッピーマンデー導入のあおりをうけ、週初めになる回数が増えてしまった火曜日。
しかし、意外と火曜日は悪い印象を持っていない。
というか、むしろ存在感がないような気がする

アメリカでは選挙の投票日を火曜日に設定しているのでかなり火曜日の地位は高いと思うが、
それはアメリカの話。
火という文字からは想像できないような大人しい曜日、それが日本の火曜日なのである。
その姿はまるで、ハンバーグの付け合せにのっているパセリのようだ。

おすすめ度:★★(2pt)

水曜日

ちょうど曜日の中間地点にいる水曜日。
水曜日は非常に評価が難しい。

週の中間なので学生や社会人は「土曜までまだあと三日もあるよ~」という
”先はまだ長いぜ的感覚”に襲われてしまう。
そして疲れがどーっと出るのである。
学生、社会人にとってはとても嫌な曜日である。

一方で、土日が稼ぎ時である商店では、週の間の水曜日を休みとする店が多い
まさに憩いの水曜日となる。そして、CDの発売日に指定するにちょうどよい曜日でもある。
これは、CDを月曜日に工場から出荷させ、火曜日に店頭に並ばせれば、
オリコンの集計上6日分の売上が計上され、上位に行くことができるためである。
店舗経営者、業者にとっては水曜は欠かすことの出来ない重要な曜日なのである。

以上の点から踏まえて、水曜は中間の評価とした。
かなりの存在感を持ち、好きな人は好きだが嫌いな人は嫌い、というパクチーのような存在だろう。

おすすめ度:★★★(3pt)

木曜日

週の終盤のさしかかりに位置する木曜日。
火曜日ほどではないが、あまり存在感がないような気がする。
それは、”金曜日のための布石”のような印象を持たれているからではないだろうか?

あぁ今日と金曜日さえ頑張れば休めるんだ、今日頑張れば明日は仕事終わりに
一杯引っ掛けられる・・・といった具合である。
つまり、木曜の評価を支えているのは金曜日であって、木曜はそれ自身ではさして意味をもたぬ
曜日ではないか、と考えられるからである。

木曜日は単独では評価しがたいものがある。ここは金曜日の影響も考慮してやや高評価に
したいと思う。そんな木曜日は、まるで毎回ピンチになるのにジャムおじさんの力を借りてなんとか
バイキンマンに勝利し続けるアンパンマンのようだ。

おすすめ度:★★★☆(3.5pt)

金曜日

名前の通り、キラキラ輝く金曜日。花の金曜日、Thank God It's Friday.という言葉からも
わかるとおり、社会人や公立の学生は、まさに今にも脱皮しそうなサナギの気分で金曜を迎える。金曜の放課後から日曜にかけて、折りたたんでいた羽を大きく広げて別世界へ飛び立つ。

店舗も大忙しで、稼ぎ時である。特に居酒屋は金曜日が勝負である。
日本は金曜を中心に回っているといっても過言ではない。

もちろん評価はかなり高い。金曜の存在はまるでディズニーランドのよう。
ただし、あえて難点を挙げるとすれば私立の学生が休みではないことと、
13日の金曜日のせいで金曜日には少し悪印象があることだろう。
それでも金曜日の評価は揺るがない。

おすすめ度:★★★★☆(4.5pt)

土曜日

週休二日制の効果でかなり評価を上げた土曜日。
僕自身は週休一日のときも土曜は大好きだった。
というのも、僕の通った学校には、土曜には給食がないかわりに「土曜牛乳」なるものがあって、
それが非日常な感じがしてとても好きだったからだ。
そして、土曜の午後から休みだという開放感も手伝ってか、土曜は僕にとってのヒーローだった。

なぜか、土曜をタイトルにした作品は数多く、かっこいい印象もある。
「SATURDAY NIGHT FEVER」(1977年、米国)
「土曜日の恋人」(歌・作詞・作曲:山下達郎) 「もうひとつの土曜日」(歌・作詞・作曲:浜田省吾)
「俺達には土曜日しかない」(歌:氣志團)「SATURDAY NIGHT」(Blankey Jet City)
等々。

ユダヤ教でも土曜日は安息日だし、土曜という名前からも安心感が得られる。
さらに次の日の日曜日の存在も手伝ってか、羽を大いに延ばして楽しめるという長所もある。
そんな土曜日は、まるで僕らをやさしく包み込んでくれる家族のよう。
私立の学生にとっても、文句なしの曜日であろう。
弱点がなく、強豪・金曜日よりも高い最高評価となった。

おすすめ度:★★★★★(5pt)

日曜日

週はじめの日曜日。
基本的には日曜日は休日のところが多く、疲れた体を休められる貴重な曜日。
一見かなりよさそうだが、日曜の夕方から襲ってくる"明日から仕事だ症候群"が実に厄介。
これは後に控える月曜日の影響だ。とにかく月曜は悪魔の曜日である
そのせいか、日曜を題材とした作品にはネガティブで怖いものが多かったりする。

しかし、それでもやはり休日である日曜の評価は高い。
その姿はまるで、すぐに溶けてしまうがひと時の幸せを与えてくれるアイスクリームのようだ。

おすすめ度:★★★☆(3.5pt)

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というわけで、一週間大賞は・・・・・・・

土曜日

に決定いたしました!!
おめでとうございます☆
いやー、意外な結果でしたか?それとも予想通りでしたか?
それとも、予想なんかはじめっからする気がなかったですか?
なんにせよ、思ったより長かったですね!(笑)
この評価シリーズ、またやってみたいと思います。
お楽しみに!

それでは、今回はこの辺で! 

Posted by fkd at 15:56Comments(6)評価シリーズ