絵本はいいものですぜ

どうも、fkdです。
みなさんは絵本ってすきですか？

絵本は小さい子に読み聞かせるために
物語がわかりやすくしただけのものではありません。

絵にすることで、伝わる幅が広がり、
より内容が深くわかります。
さらに、物語を想像しやすくなり、
印象に残りやすくなるという効果もあるでしょう。

何より、絵本というのは非常に切り口が豊かで、
考えさせられたり面白いオチや物語のものが多いです。

残念なことに小さい頃は本に触れてこなかったので、
絵本に触れたのは大人になってからですが、
その魅力にすっかり虜になっているfkdなのでございます。

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と、いうわけで

そんなわけで、今回からそんな絵本たちの魅力を
少しでもおすそ分けしようと、ちょっとずつご紹介していきます。
第一回にご紹介するのはこちら。



その名も「ガンバレ!!まけるな!!ナメクジくん」です。笑



かなり衝撃的なタイトルと表紙に
ド肝を抜かれた方も多いかと思いますが、
ひじょ～～～～によくできており、
こどもたちにも大人気な絵本です。
何が秀逸なのか、簡単に絵も交えつつご紹介いたします。

よく似ているナメクジとカタツムリ。
それなのに、カラのないナメクジは気持ち悪いと塩をかけられ、
カラのあるカタツムリはみんなの人気者。

という前提のもと、ナメクジ目線でお送りする
斬新な内容の絵本なのです。笑


「かたつむりには歌とかいろいろなかわいい呼び名があるのに・・・
　おれっちは『なめくじ』って名前だけさ」


「かたつむりはかわいいかわいい言われるのに、
　おれっちは『きもちわるい』っていつもけなされるのさ」


そしてなめくじくんはいつも日陰に逃げ込むのです。

あぁ、かわいそう。。。
しかし、なんかうんうんとうなづいてしまいます。笑

これで終わったらただなめくじをけなすだけの絵本です。
ここからなめくじくんのスターっぷりがいかんなく紹介されます。
なめくじくんは
実はすごい冒険野郎だったのです！



「水辺だけじゃなくて、陸にも進出しようぜ！」
ということで、なめくじくんは幾多の年月をかけて殻をはずし、
動きやすい恰好となって進化を遂げてきたのです！


・・・とまあ、こんな感じの絵本です。
絵本にはもっとたくさんの面白い物語が載っています。

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視点が本当にすばらしい

ナメクジ視点の物語など、
普通の感性では思い浮かびません。笑

しかし、見事になめくじを主役へと昇華させ、
面白おかしい物語を創り上げた三輪さんは本当に素晴らしいです。

何か新しいことやろうとしたときはたいてい、
周りの人からは無理だとか意味がないとか否定される事が多いです。
内なる自分でさえそうなのですから。

しかし、なめくじくんのようにチャレンジすることが重要なのです。
きっと、カタツムリくんよりもなめくじくんの方が
スターになる日は必ずやってくることでしょう。
いやむしろ、カタツムリの方がえらいのは人間界だけかもしれませんね。


絵本を見る幼児、小学生のうちはわからないかもしれませんが、
楽しい絵と物語を通じて、
「なめくじくんとかたつむりくんどっちがチャレンジャーでかっこいいのか」
それだけわかれば人生が大きく変わっていくかもしれませんね。

あぁ、絵本ってすばらしい。笑
こんな感じでちびちびご紹介していきますので、
絵本好きの方はお楽しみに、ということで第一回はおしまい。

それでは、
んちゃ。