【コラム】こどもは親の背を見て育つ | Right Riot

2010年08月25日

【コラム】こどもは親の背を見て育つ

久しぶりにまじめな話を



どうも、fkdです。
今回はまじめな話を一発。

こないだidea*ideaさんで非常に印象的な動画が上がっていたので、
それを受けて思うことを書かせていただきます。

記事元はこちら


まずは動画をご覧ください。



これは「children see. children do.」というCMです。
子どもは親の背中をみて育つといいますが、
こうして動画になって見せ付けられるとショックですよね。。


実際に起こっている



この動画は決して他人事ではなく、
すぐ身近でも普通に起こっている問題です。


十分な愛情が注がれなかった子どもは、
他人に愛を注ぐことは到底できません。
僕も塾講師、家庭教師をして子どもたちに触れてきましたが、
親の対応を見ると、荒れ気味である子どもの、
振る舞いの根拠が必ずわかりました。

子どもは、親を写す鏡です。

ここで、僕のエピソードをひとつ。
中学生くらいのとき、ささいなことで
母親に一度手を上げてしまったことがありました。

軽く当たったくらいものでしたが、
女性に絶対に手を上げるなと言っていた親父にぼこぼこにされました。
後にも先にもあそこまで怒られたのは一回です。
親父の人として、男としての譲れない軸を見た気がして、
それ以来親父をより尊敬するようになりました。

あくまで結果論なのですが、
あれがなかったら、僕は今頃軽はずみに手を上げるような
ひどい人間になっていたかもしれません。


軸、核を見せるということ



小さいこと、大きいこと関わらず、
こういった一つ一つが大切なんでしょうね。

ご飯を食べさせれば子どもは生きていけますが、
ただ適当に育てるのではなく、
もっと子育てに責任と危機感を持たないといけないということでしょう。


昔は家長なんて考えかたもあったとおり、
規律がもっとしっかりしていたと思います。
それは自分の信念(軸・核)を持って育てていたともいえるのではないでしょうか。
(もちろん駄目男もたくさんいたとおもいますが。笑)


今はそういうものが排除され、たいした信念がないために、
些細な事で子どもと一緒になってムキになってしまう親が多いです。
子ども同士のケンカにむやみやたらに入ったり、
学校のやり方に口を出したり、すぐ人のせいにしたり。

信念がある人は、その信念に対し背く行為には怒りますが、
その他のささいなことについては俯瞰的な視点で見れると思います。
親は軸、核となる部分を子どもに教え、
表面的な部分は子どもに任せ、
いたし方ない時は助けてあげればいいのです。

軸・信念もなしに、
すぐ手助けするというのは、本当に意味がないことです。


オレの背中を見せる番だ



僕の親も妻の親も軸があってとても尊敬していているので、
子どもも同じような軸を持って育てていくのだと思います。
基本、両親ともに適当スタンスなのですが、笑
締めるところはしっかり締めてきていて、
そのバランスがすばらしいのだと思います。

ただ反面教師にすべき部分は参考にしなければなりませんよね。
例えば、僕の親父は頑固で人の意見を全然聞かない節がありますが、笑
そこはもっと柔軟な視点でいたいと思いますし、
タバコをすいまくって家中ヤニだらけですので、
それももちろん真似しません。

今起こっている子どもたちの問題を「自分事」としっかりとらえ、
より良い背中を見せていけるよういたいものですね。


最後に、今考えている「オレの背中」を
忘れないように書いておきます。笑

・挨拶はうるさいくらい元気よく
・自分がやられていやなことは絶対他人にもしない
・(男だったら)女性には絶対に手をあげない
・嫌だと思うことを率先してできるようになる
・人を傷つける嘘はつかない


他にもあるんですが、いまぱっと出てこなかったのでこれくらいで。
まあ、上記の全部できる子どもだったら、
絶対いい子だと思いますけどね。笑
まずは自分で実践せねば。。

それでは、
んちゃ。


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Posted by fkd at 20:00│Comments(0) コラム
 
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