サザエさん家の間取り、大公開の巻 | Right Riot

サザエさんちの間取りを大公開の巻

知る人ぞ知る国民的アニメ、サザエさん。
このブログでも、定番の大人気記事として君臨するのが
サザエさんじゃんけんに関する研究の記事です。

サザエさんじゃんけんの記事はこちらから

さて、今回のサザエさんの記事はというと、
磯野家の間取りについてです。

アニメでは当たり前のように磯野家を見ていますが、
実際どういう間取りになっているのでしょうか？
ちょうど公開しているサイトがあったので、
そちらの情報をお借りしました。

参考：
磯野ん家
磯野家に学ぶ“現代間取り術

それでは、さっそく見てみましょう。

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磯野家の間取り公開

これがサザエさんちの間取りです。


不動産的にみると、こんな感じです。

構造は木造平屋建て、面積は約32坪。
昭和30年前半までに
よく見られた間取りみたいですね。

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泣ける話

この間取りについて、
簡単に僕なりの考えを書きたいと思います。
その前にひとつ。

最近だかいつだか忘れましたが、
間取りに関して心温まる話が
サザエさんで放送されていました。

「理想の間取りを書いて提出しなさい」という宿題

ある日、カツオに「理想の間取りを書いて提出しなさい」、という宿題が出ました。

カツオのうちは純和風な平屋。
日ごろから洋風二階建てのうちはあこがれです。
そのため、まずカツオはおしゃれで今風の、
二階建て三階建ての間取りを書きました。

カツオは意気揚々と、その間取り図を、家族に見せました。はじめはかっこいい、あこがれるね、という喝采を浴びます。

しかし、フネはこういいます。
「私は家族の息づかいが聞こえるような家がいいね」
自分だけの部屋にあこがれていたカツオもワカメも、
よくよく考えてみると
「茶の間が一番落ち着く場所」
という結論に至りました。

結局カツオの作った「理想の間取り」は、
そう、磯野家の間取りそのものでした。

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このエピソードこそ、サザエ家円満の理由なんだと

サザエさんちは現在に失われつつある
”理想の二世帯家族”として、
伝説となりつつあります。

婿養子マスオと世帯主波平の仲の良さ。
嫁・姑問題を微塵も感じさせないフネとサザエ。
血縁関係を超えた兄弟たち。
老け顔の猫。
チャーン。



とにかく、これほどまでうまくやっている家族というのはないわけです。
これは、磯野家の間取りというものが大きな影響を与えているわけです。

磯野家は「個」はなく「集」を中心とした間取りと言えます。現代は「集」より「個」を大切にする家づくりが多く見られます。しかしその結果、現代の家はとてもコミュニケーションの取りづらい家となってしまいました。

引用元：磯野家に学ぶ“現代間取り術

プライバシー。収納。日当たり。
それらもとても大事です。

ご飯を食べたらすぐ二階に上がる。
そして一人でもくもくとゲームをする。
または携帯をいじる。
今はそんな風景が普通なのかもしれません。
でも、それってなんだかとても寂しいと思いませんか？

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自分の部屋がないってのも、そんなに悪くない

僕は実家がそんなに広くなかったので、
大学生になって上京するまで
姉と同じ部屋でした。

一人の部屋を持ちたいとは何度も思いましたが、
よくよく思い返してみると、
一人部屋の必要性はそんなになかった気がします。
今も姉とは仲がいいですが、
同じ部屋だったということが大きかったかもしれません。


2人兄がいる友人が
「兄弟でゲーム機すら共有しない、
同じ家に何台もプレステがある」と
言っていたことが非常に印象に残っています。
その子の家は広く、兄弟全員別々の部屋がありました。
その影響だけとは言いませんが、
非常に仲が悪かったそうです。

なんて無駄なんだろう、もったいない、兄弟なのに、
と無性に悲しくなりますよね。

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「広くて便利な家」より「家族の顔が見える家」にしたい

二階建てだろうが五階建てだろうが、
広かろうが狭かろうが、
家族の顔が見える家にしたいものですね。

そういった意味で、
磯野家は理想的な家なのかもしれませんね。

なんか書いているうちに、
意外とまじめな内容になってしまいました。笑
いかがだったでしょうか。

んちゃ。