WBCから5日…イチローの本音に体の水分が6%になるほど感涙 | Right Riot

WBCから5日後、本音を語ったイチロー

先日、報道ステーションにて、
イチローとイチローの親友・義田貴士との対談が放送されました。
WBCから５日後、
WBCの本音を語ると言う、実に興味深い内容でした。



非常に素晴らしい対談内容で、
イチローという人間の偉大さ、
そしてそれを取り巻く環境の素晴らしさに
心の底から感動しました。

その動画がアップされていたので、
ぜひみなさんもご覧ください。
二つで15分ほどですが、
絶対見て損はしません。





今回はちょっとこの内容について
語らせてください。

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どこまでも追い詰められていたイチロー

「イチロー、送りバントも失敗！」

第二ラウンド、負ければ敗退決定のキューバ戦、
イチローはバントすら失敗し、
イチローの最悪の記憶として刻まれました。



「ほぼ、心が折れた瞬間だった」

イチローは、
「もう二度と日本代表のユニフォームを着れなくなるだろうな」
という覚悟をしたといいます。

打てないまま帰ったら、
イチローは間違いなく戦犯として批判され続けることとなったでしょう。
イチロー唯一の汚点として、未来永劫語り継がれたことでしょう。

イチローは人生で最大の壁の一つと対峙していました。
その壁を乗り越えられた要因となったのは、
イチローの精神力、
そしてその人間性が生んだ仲間たちでした。

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仲間たちが送った「史上最高の無言のエール」

「結果が出なかった場合、どういなくてはならないのかが大事」

イチローはチームメイトの前で下を向くことはありませんでした。
いち早く球場に来て、バットを振り続けました。

必死にもがき続けるイチロー。
決して下を向くことなく、
ひたむきに、がむしゃらに流れを変えようとする姿。

そんなイチローの姿を見て、
チームメイトが無言のエールを送ります。

キューバ戦の練習の時、若手の一人が
イチローを真似をして、ストッキングを上げました。
言葉にするのは難しい。話しかけるのもきつい。
できることは、それしかなかったのかもしれません。



最初は数人。
しかし、自然発生的に
チームメイト全員がイチローの姿を真似していました。

バント失敗の次の打席、
イチローがついに13打席ぶりにヒットを打ちます。

その時、チームメイト全員が
心の底からの笑顔でイチローを迎えました。
それはまるで自分が打ったかのように。

「あれには本当に支えられた。
笑顔が忘れられない。」

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そして伝説が生まれる

もし9回裏に同点にされなかったら。
もしイチローにチャンスで回っていなかったら。
もし韓国がイチローとの勝負を避けていたら。

野球の神がイチローにご褒美をあげるために、
この舞台を用意したとしか思えません。

そして、伝説が生まれました。



イチローは最後にこう言いました。

「そこに至るまでの自分の在り方、これに自信を持った」

信頼して原監督が使い続けてくれたこと。
仲間が打たせてくれた、13打席ぶりのヒット。
そして、最後のヒット。

イチローしか生み出せない、
イチローしか完結させられなかったストーリー。
すべては必然という名の偶然だったのでしょう。

あたらめて、イチロー、お疲れ様でした。
感動をありがとう。

んちゃ。