2006年06月14日
幻想が現実へ
幻想が現実へのお話
マクドナルドが『バランスのとれた、活動的なライフスタイルを応援します』というコンセプトのもと、「サラダマック」の発売を開始した。
マックといえば、映画「スーパーサイズミー」でも話題になったが、とかく「不健康」という
キーワードと結び付けられる、ジャンクフードの王様ともいえる存在である。
敬遠する人も多く、決してお勧めはできない"食べ物"である。
だが、マックが生み出してくれる『非日常』はなんとも心地よいものだ。
外食はもっとも手っ取り早く異世界につれてってくれる便利なツールである。
マックといえば、それの最先端であり、「簡易型ディズニーランド」的な位置づけがなされている。
僕も、マックには何十回とお世話になり、幸せな時間をすごさせてもらった。
--------------------------------------------------------------------
しかし、そのマックが健康志向を打ち出し、現実世界へ足を踏み入れた。
これは、いったい何を意味するのだろうか。
それは、何日も風呂に入っておらず悪臭を放つ人が、香水でその匂いをごまかすようなことと
類似していると思う。
つまり、目的に対するアプローチの方法が間違っているのだ。
マックの場合は、さらに目的すら勘違いしているように思える。
というのも、マックは非日常だからこそのマックだからである。
不健康なものだろうと、僕らはマックを喜んで食べる。
それは、単純においしいから、だとかマックにいくと楽しいから、だとかいう理由だ。
決して、「最近食生活が乱れているから、マックに行ってサラダを食べよう」などと思う人は
相当なマックフリークでもない限り、どこを探してもいないはずだ。
非日常感こそがマックの真髄であり、マックそのものである。
なのに、マックは健康志向を取り始めた。
それは、紛れも無く「日常」を意識した結果であり、マックらしさを放棄したともいえる行為である。
マックが現実世界へ足を入れ始めた。
そんなショッキングなトピックであった。
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高校生、大学生にとっては、マックは聖地である。
行き場所やお金に困ったときはマックに行けばたいてい解決するし、有意義な時間がすごせる。
しかし、「幻想」であったはずの世界は「現実」へと変わりつつある。
今は昔と比べて奇怪な犯罪が多いとか、住みにくい世の中になってしまったなどとよく耳にする。
だが、迷走させたのは紛れも無く今の大人たちであり、今の僕たちである。
幻想と現実との境はインターネットの復旧などによって日々脆弱になり、もはや境というべきものは
存在しないのだろう。
今回のサラダマックは、そう思わせる出来事であったと思う。
これには、厄介な現実を作り出そうとしている大人たちの意味不明な意図が見え隠れしている。
ゆとり教育。
ニート問題。
性犯罪の増加。
大人たちは、子供をどこにつれていこうとしているのだろうか?
僕らが謳うべきは、生きていることが大事だということなのに、良く生きる方法にばかり
力を入れて結局何も出来ずにいる。
何を、今、やるべきなのかという境を決めて動くべきだ。
未来のことばかり見つめてちゃ、現実は見えないのだから。
あれもこれも欲しがってちゃ、何も手に入らないのだから。
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僕は、僕と僕の周りの大切な人が幸せになって欲しいと願う。
それは傲慢でもなんでもなく、当たり前のことだと思う。
しかし、同時にみんなが幸せになる世界を作るべきだとも願う。
それはでしゃばりでも無駄でもなく、願うべきだしそれに対して頑張るべきなんだと思う。
それでは、今回はこの辺で。
マクドナルドが『バランスのとれた、活動的なライフスタイルを応援します』というコンセプトのもと、「サラダマック」の発売を開始した。
マックといえば、映画「スーパーサイズミー」でも話題になったが、とかく「不健康」という
キーワードと結び付けられる、ジャンクフードの王様ともいえる存在である。
敬遠する人も多く、決してお勧めはできない"食べ物"である。
だが、マックが生み出してくれる『非日常』はなんとも心地よいものだ。
外食はもっとも手っ取り早く異世界につれてってくれる便利なツールである。
マックといえば、それの最先端であり、「簡易型ディズニーランド」的な位置づけがなされている。
僕も、マックには何十回とお世話になり、幸せな時間をすごさせてもらった。
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しかし、そのマックが健康志向を打ち出し、現実世界へ足を踏み入れた。
これは、いったい何を意味するのだろうか。
それは、何日も風呂に入っておらず悪臭を放つ人が、香水でその匂いをごまかすようなことと
類似していると思う。
つまり、目的に対するアプローチの方法が間違っているのだ。
マックの場合は、さらに目的すら勘違いしているように思える。
というのも、マックは非日常だからこそのマックだからである。
不健康なものだろうと、僕らはマックを喜んで食べる。
それは、単純においしいから、だとかマックにいくと楽しいから、だとかいう理由だ。
決して、「最近食生活が乱れているから、マックに行ってサラダを食べよう」などと思う人は
相当なマックフリークでもない限り、どこを探してもいないはずだ。
非日常感こそがマックの真髄であり、マックそのものである。
なのに、マックは健康志向を取り始めた。
それは、紛れも無く「日常」を意識した結果であり、マックらしさを放棄したともいえる行為である。
マックが現実世界へ足を入れ始めた。
そんなショッキングなトピックであった。
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高校生、大学生にとっては、マックは聖地である。
行き場所やお金に困ったときはマックに行けばたいてい解決するし、有意義な時間がすごせる。
しかし、「幻想」であったはずの世界は「現実」へと変わりつつある。
今は昔と比べて奇怪な犯罪が多いとか、住みにくい世の中になってしまったなどとよく耳にする。
だが、迷走させたのは紛れも無く今の大人たちであり、今の僕たちである。
幻想と現実との境はインターネットの復旧などによって日々脆弱になり、もはや境というべきものは
存在しないのだろう。
今回のサラダマックは、そう思わせる出来事であったと思う。
これには、厄介な現実を作り出そうとしている大人たちの意味不明な意図が見え隠れしている。
ゆとり教育。
ニート問題。
性犯罪の増加。
大人たちは、子供をどこにつれていこうとしているのだろうか?
僕らが謳うべきは、生きていることが大事だということなのに、良く生きる方法にばかり
力を入れて結局何も出来ずにいる。
何を、今、やるべきなのかという境を決めて動くべきだ。
未来のことばかり見つめてちゃ、現実は見えないのだから。
あれもこれも欲しがってちゃ、何も手に入らないのだから。
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僕は、僕と僕の周りの大切な人が幸せになって欲しいと願う。
それは傲慢でもなんでもなく、当たり前のことだと思う。
しかし、同時にみんなが幸せになる世界を作るべきだとも願う。
それはでしゃばりでも無駄でもなく、願うべきだしそれに対して頑張るべきなんだと思う。
それでは、今回はこの辺で。
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Posted by fkd at 15:08│Comments(1)
│life
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