2006年02月22日
本質的価値
本質的価値のお話
本質的価値。
この言葉を聞いたことがある方はたくさんいらっしゃると思いますが、
意味を説明出来る人はあまりいないかもしれません。
本質的価値とは、絶対的なようで、実に曖昧な、不確定要素だらけの言葉です。
この言葉について、最近深く考える機会がありました。
今日は、本質的価値について自分なりに考えたことを書きたいと思います。
結論からいえば、本質的価値とは
「その(対象の)人が本質的に求めていること」
であると思います。
例えば、本の本質的価値は一般に、雑誌なら「情報」、小説なら「感動・興奮」、写真集なら
「知識・感動」などと言えます。
しかし、カメラマンが写真集や雑誌を見る時は「技術」が本質的価値になるかもしれません。
つまり、本質的価値は、人それぞれであり、またその時々で変わるものです。
音楽においての本質的価値も、聴くその人の立場、タイミングによって全く異なります。
私は、音楽を聴くことの価値は「心を豊かにしてくれること」だと思います。
しかし、ある人にとっては「無音じゃなくすることや雑音の除去」が音楽の価値かもしれません。
---------------------------------------------------------------------
しかし、考えてみてください。
本当に、その提供される価値は自分にとって「本質的」であったのか。
また自分は本質的価値を得る努力をしたのか、と。
一時の欲求を満たすだけの価値は、本質的なのでしょうか。
もちろん、それが本質的価値となる場合もあると思います。
しかし、そうじゃない場合もあるはずです。
もっと自分はそこから素晴らしいことを得られたかもしれないのに、その機会をみすみす
逃してしまう、ということは本当にもったいないことだと思うのです。
つまり、本質的価値を追求することは、自分の価値を高め、有意義な人生を送ることに
繋がっていると思っています。そして、それは生きる上での義務であるはずです。
---------------------------------------------------------------------
その義務を怠ったがために、罪を侵すことが昨今増えています。
それは、インターネットにおいてよく見られます。
インターネットは生活を便利に、豊かにする「道具」に過ぎないのに、それを知らずインターネットを
絶対としてしまう。結果、情報に躍らされ、人間らしさを失い、人の道から外れる。
本当に恐ろしいことです。
情報が溢れるインターネットは、特に本質的価値を考えることを必要とする扱いの難しい道具です。
しかしうまく使えば生活の質をあげ、便利になる最高の道具ともなる諸刃の刃です。
そこで私は、インターネットを「生活を豊かにするためだけの道具」と認識させ、
正しく快適に使えるように導いていくことがもっと必要だと思うのです。
面白いコンテンツも、便利なシステムも大事ですが「人間中心設計」を最優先しなければ
同じ過ちを繰り返し、インターネットは世界から排除されるかもしれません。
そうならないためにも、もっと各自が本質的価値を考えなければいけないと思います。
---------------------------------------------------------------------
本質的価値を考えることは、想像以上に大事なことかもしれません。
無駄に生きないためにも、というより限りある生を輝やかしいものにするために、
常に考えて生きていきたいと思っています。
話は変わりますが、大ファンのバンドピロカルピンの「夕暮れ」が亀田誠治氏プロデュースによる
東芝EMIショートカットオーディションの第2回中間発表で選出されました。
本当におめでとうございます!すごく嬉しいです。
このチャンスを逃さぬよう、頑張ってくださいね。
自分も、ピロカルピンの魅力をもっと伝えられるように頑張りたいと思います。
まだまだ未熟な文章ですが、今後もお付き合い下さい。
ピロカルピンのライブスケジュールはこちら。
2月28日(火)下北沢GARAGE
3月24日(金)新宿JAM
4月5日(水)下北沢GARAGE
4月17日(月)渋谷屋根裏
それでは、今回はこの辺で。
本質的価値。
この言葉を聞いたことがある方はたくさんいらっしゃると思いますが、
意味を説明出来る人はあまりいないかもしれません。
本質的価値とは、絶対的なようで、実に曖昧な、不確定要素だらけの言葉です。
この言葉について、最近深く考える機会がありました。
今日は、本質的価値について自分なりに考えたことを書きたいと思います。
結論からいえば、本質的価値とは
「その(対象の)人が本質的に求めていること」
であると思います。
例えば、本の本質的価値は一般に、雑誌なら「情報」、小説なら「感動・興奮」、写真集なら
「知識・感動」などと言えます。
しかし、カメラマンが写真集や雑誌を見る時は「技術」が本質的価値になるかもしれません。
つまり、本質的価値は、人それぞれであり、またその時々で変わるものです。
音楽においての本質的価値も、聴くその人の立場、タイミングによって全く異なります。
私は、音楽を聴くことの価値は「心を豊かにしてくれること」だと思います。
しかし、ある人にとっては「無音じゃなくすることや雑音の除去」が音楽の価値かもしれません。
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しかし、考えてみてください。
本当に、その提供される価値は自分にとって「本質的」であったのか。
また自分は本質的価値を得る努力をしたのか、と。
一時の欲求を満たすだけの価値は、本質的なのでしょうか。
もちろん、それが本質的価値となる場合もあると思います。
しかし、そうじゃない場合もあるはずです。
もっと自分はそこから素晴らしいことを得られたかもしれないのに、その機会をみすみす
逃してしまう、ということは本当にもったいないことだと思うのです。
つまり、本質的価値を追求することは、自分の価値を高め、有意義な人生を送ることに
繋がっていると思っています。そして、それは生きる上での義務であるはずです。
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その義務を怠ったがために、罪を侵すことが昨今増えています。
それは、インターネットにおいてよく見られます。
インターネットは生活を便利に、豊かにする「道具」に過ぎないのに、それを知らずインターネットを
絶対としてしまう。結果、情報に躍らされ、人間らしさを失い、人の道から外れる。
本当に恐ろしいことです。
情報が溢れるインターネットは、特に本質的価値を考えることを必要とする扱いの難しい道具です。
しかしうまく使えば生活の質をあげ、便利になる最高の道具ともなる諸刃の刃です。
そこで私は、インターネットを「生活を豊かにするためだけの道具」と認識させ、
正しく快適に使えるように導いていくことがもっと必要だと思うのです。
面白いコンテンツも、便利なシステムも大事ですが「人間中心設計」を最優先しなければ
同じ過ちを繰り返し、インターネットは世界から排除されるかもしれません。
そうならないためにも、もっと各自が本質的価値を考えなければいけないと思います。
---------------------------------------------------------------------
本質的価値を考えることは、想像以上に大事なことかもしれません。
無駄に生きないためにも、というより限りある生を輝やかしいものにするために、
常に考えて生きていきたいと思っています。
話は変わりますが、大ファンのバンドピロカルピンの「夕暮れ」が亀田誠治氏プロデュースによる
東芝EMIショートカットオーディションの第2回中間発表で選出されました。
本当におめでとうございます!すごく嬉しいです。
このチャンスを逃さぬよう、頑張ってくださいね。
自分も、ピロカルピンの魅力をもっと伝えられるように頑張りたいと思います。
まだまだ未熟な文章ですが、今後もお付き合い下さい。
ピロカルピンのライブスケジュールはこちら。
2月28日(火)下北沢GARAGE
3月24日(金)新宿JAM
4月5日(水)下北沢GARAGE
4月17日(月)渋谷屋根裏
それでは、今回はこの辺で。
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この記事はどうでしたか?


Posted by fkd at 21:53│Comments(2)
│life
◆ この記事へのコメント
本質的価値か、かなり深いよね。
オレがたった今、なんとなく考えたことはこうだね↓
今が楽しければ良い、一時的な満足感を助長すること。
これはとりあえず違うな。浅い、人生長いし。
死んでしまう直前に『あーあれの経験って今思えば有意義・・』
それもなんかずれてる、遅い気がする。
結局、その人の今の人生、
または未来に影響を及ぼす価値や考え方。
分かり合えないはずの人間同士に、新しい価値観を見出すきっかけを
作るもの、ではないだろーか。
そもそも価値観ってなに?って議論になるだろーな。
俺の意見が正しいぜ・・って議論は面倒だし、
第一そんなん自分で作るに決まってる。
世の中、他人に言われて気づいても意味が無い、
自分で気づかないといけない事も多い。
これが『他人の人生を変えて生きている事』
に生きがいを感じるオレの考えかな。
まぁ単なる酔っ払いのたわごとです。
『本質的価値』については、ぜひ多くの人の考えを聞きたいね
オレがたった今、なんとなく考えたことはこうだね↓
今が楽しければ良い、一時的な満足感を助長すること。
これはとりあえず違うな。浅い、人生長いし。
死んでしまう直前に『あーあれの経験って今思えば有意義・・』
それもなんかずれてる、遅い気がする。
結局、その人の今の人生、
または未来に影響を及ぼす価値や考え方。
分かり合えないはずの人間同士に、新しい価値観を見出すきっかけを
作るもの、ではないだろーか。
そもそも価値観ってなに?って議論になるだろーな。
俺の意見が正しいぜ・・って議論は面倒だし、
第一そんなん自分で作るに決まってる。
世の中、他人に言われて気づいても意味が無い、
自分で気づかないといけない事も多い。
これが『他人の人生を変えて生きている事』
に生きがいを感じるオレの考えかな。
まぁ単なる酔っ払いのたわごとです。
『本質的価値』については、ぜひ多くの人の考えを聞きたいね
Posted by walker at 2006年02月24日 00:54
>walker
ほんと難しいよな、本質的な価値って。
でも、自己分析や夢を語るには絶対必要な気がする。
こういったことを考えるきっかけを作ってくれたbebitには本当に感謝です。
あの会社に出会ったことは、自分の人生において結構大きかったかも。
まあ、受かれればもっといいんだけどね(笑)
ほんと難しいよな、本質的な価値って。
でも、自己分析や夢を語るには絶対必要な気がする。
こういったことを考えるきっかけを作ってくれたbebitには本当に感謝です。
あの会社に出会ったことは、自分の人生において結構大きかったかも。
まあ、受かれればもっといいんだけどね(笑)
Posted by fkd at 2006年02月25日 13:32
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