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2009年06月15日
「子どもらしさ」こそ「クリエイティブ」だと思う件
子どもの自由さと想像力
どうも、fkdです。
本日は久しぶりにコラム的なもの書きます。
お題は「子どもらしさ」こそ「クリエイティブ」です。
さっそく本題に。
自由が丘に向かっている電車にて、
『おもちになりたい』と叫ぶ4歳くらいの女の子がいました。

まさにこんな感じの女の子がおもちになりたがっていました
「なぜおもちになりたいの」
と親御さんがきくと、
『白くて伸びるから』と言っていました。
まああんなかわいい子が「もち」になんかなったらもったいないのですが、
本気で叫んでいたので、
「そこまで言うなら頑張りなさい」
というしかない親御さん。

なんでもちになりたいんだろう?笑
非常にキュートかつ仲むつまじい光景で、
見ている誰もが笑顔になれる素敵な時間でした。
で、本題。
もちになる子がかわいかったという話ではありません。笑
言いたいのは、
子どもの感性というのは本当に素晴らしく、
社会化する度にあの感性を無くしていたのかと思うと
非常に惜しい気持ちになった、ということです。
先ほどのもちの話は極論すぎますが、
大人になるたびに選択肢を狭めていきます。
あれがダメ、これがヤダ、どうせムリ、めんどくさい。
それが、たくさんの可能性をつぶしています。
次に紹介するCMはAC(広告機構)のCMで、
上記の内容がよく伝わる素晴らしい内容になっています。
大人の視野の狭さを示した素晴らしいCMですね。
「子どもらしさ」それは
「柔軟な発想と、それに応じて広がる視野」
のことだと思うのです。
そして、それはそのままクリエイティブに通じるのだと。
クリエイティブって?
ビジネスとしてお客様の要望を形にするデザインが主流で、
リリーフランキーさんのようにイラストレーションを生業にできる人は
ほんの一握りであることは重々承知です。
ただ、それでも、僕はいつまでも子どもらしさを完全に失わない人たちが、
クリエイティブな世界を作り上げていると思っています。
知り合いのカメラマンさんは時計や宝石を撮らせたら、
間違いなく日本で5本の指に入るほど、
時計や宝石の輝きと長所を引き出せる能力があります。
どこまでも対象を研究し尽くすこだわりと分析力が
卓越しているのは前提として、
そこから引きだした長所を一番魅せられる方法を、
あらゆる角度から、あらゆる方法で模索し、
自分の持っている「子どもらしさ」を自覚し、
それを追求できるからこそ、
ここまでのクオリティを出すことが可能となるのだと思います。


上記2カットはただ白い、または黒い空間に宝石があるだけ、
つまり何のごまかしも効かない環境をあえて選択しています。
この環境下で、数百カットを試し、
ようやくたどり着いた1枚なのだと思いますが、
本当に言葉を失うほど美しいです。

逆にこちらのカットはセットを整えていますが、
このセットにたどり着くまでもおそらくとてつもないほどの
アイデアを犠牲にしていったのだと思います。
TAKEHIRO 「HIRAMATSU PHOTOGRAPHY
平松岳大ホームページ」からお借りいたしました。
ありがとうございます。
限られた中で、どこまでクリエイティブでいられるか
先にも述べましたが、ビジネス要件でお客様の要望を形にする、
という場合が大半かと思います。
僕も制作に携わる人間で、その難しさというものは痛いほど知っています。
ただ、お客様に言われたことをただはいはいやるのではなく、
黒い紙をたくさん使ってクジラを書いたように、
もっと柔軟な発想で、視野を広げていくことをしなければ、
ロボットとやっていることは変わらなくなってしまうのです。
限られた空間の中で、
どこまで自分の「子どもらしさ(クリエイティブ)」を出せるのか。
これは、制作だけではなく、
人生においてのあらゆる時間で言えることなのではないでしょうか。
まずは自分の「子どもらしさ」を認めることから
始めてもいいのかもしれませんね。
とても難しいことではありますが。。
それでは、
んちゃ。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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Posted by fkd at 20:00│Comments(0)
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