Right Riot | 邦楽、サッカー、映画、猫などが好きなfkdが好き勝手に綴るブログ › sports › 僕のワールドカップ
2006年07月11日
僕のワールドカップ
僕のワールドカップのお話
ついに長かったような、でもやっぱり短かったワールドカップが終わりました。
僕も寝不足の日々が続き、特に決勝トーナメントに入ってからは夜中にやる試合が多かったので
次の日は睡魔との闘いが待っておりました。
結果は、八百長疑惑で揺れ動いているイタリアの優勝となりました。
強靭な精神力、そして技術と総力と組織力には感服しました。
ユーべはセリエCからの再出発となりますが、なんとかこれをばねにして頑張ってほしいです。
そしてそして、僕が優勝予想していたフランスの快進撃には興奮せざるを得ませんでした。
優勝予想していたものの、本当に大丈夫か、と半信半疑で応援していました。
しかし、30台の選手はその年齢を感じさせないハッスルプレーをし、リベリーを筆頭にした若手が
見事なまでの成長を遂げました。
「オールドチーム」なんて馬鹿にしていた世間の論調を、見事に払拭したのです。
決勝の敗北は、ただ少し運が無かっただけです。
オシム監督が、ユーゴ時代の監督をしてベスト4をかけたPK合戦にもつれ込んだときに、
「監督の力も及ばない、運命を偶然にゆだねる物である」として、
PK戦を見ずしてロッカーに引き下がってしまったのは有名なエピソードです。
--------------------------------------------------------------------
忘れてはいけないのがジダンのラストダンスです。
僕は、あの頭突き退場はとてもジダンらしいと思って感動しました。
というのも、ジダンはサッカーをしているときは「少年」そのものだからです。
サッカーが楽しくて、楽しくて仕方ない。
点が取りたくて、勝ちたくて、負けたくない。
だから、あの頭突きが出てしまったのでしょう。
マテラッティがジダンの姉妹を侮辱したとか、「テロリスト」と呼んだとかいろいろ論争は
尽きませんが、とにかくジダンへの勝利への執念が生んだプレーだったことは間違いありません。
ジダンは、ラストゲームだから美しく終わろうだなんてこれっぽっちも考えていなかった。
それが、ジダンのラストダンス。
勇敢で、獰猛で、輝きと失意に満ち溢れたラストダンスでした。
--------------------------------------------------------------------
日本では、もうひとつのラストダンスもありました。
誰しもが予想していなかった、中田の引退。
惜しまれつつ、そしてどこまでもあっけなく、彼の現役生活は終わりました。
サイトを通じて、国民に多くのことを伝えてきた中田。
しかし、チームメイトにそれを伝えることは出来なかった。
教科書に載せられるくらい美しい日本語を書く中田でも、チームメイトには伝えられなかった。
WBCで見せた、イチローのようになりたかったわけではなかった。
ただ、ただ彼もサッカーが好きだっただけだ。
どうやったらチームがまとまるのか?
どうやったら個々の力が最大限発揮されるのか?
もがき苦しんで、それでも前だけを見続けてきた中田。
最後の試合が終わった後、ピッチに崩れ落ち、倒れ付す。
あれはきっと、少しだけ後ろを向きたくなったからかもしれません。
今までご苦労様、よく頑張ってきたな。
そう自分に言い聞かせた、唯一の時間だったのかもしれません。
「人の価値は、人に何をしてもらえたか、じゃなくて人に何をしてあげられたかで決まる」
これは嫌われ松子に出てくる台詞の一部なんですが、まさにこの言葉に当てはめれば、
中田の「価値」は計り知れないものであるといえると思います。
多くの人に尊敬され、夢を与え、時には失望と怒りを与えた。
そんな中田という人間が、僕は大好きです。
今までありがとう。
これからも応援しています。
--------------------------------------------------------------------
4年間待ち焦がれた、夢の祭典はなんだかあっけなく終わったような気がします。
それは日本が早々に敗退した影響もあるからかもしれませんが、
なんだかそれはただの言い訳にしか聞こえないのです。
サッカー日本代表が最後まで熱くなりきれなかった訳。
それが、僕らがワールドカップに熱くなりきれなかった訳なのかもしれません。
2010年、南アフリカ大会はどのようなドラマが起こるのでしょうか。
今から、すでに次の大会に向けた戦いが始まっています。
--------------------------------------------------------------------
fkd的今大会のベスト集
ベストゲーム:
1.チェコVSアメリカ (グループリーグ)
2.ドイツVSコスタリカ (開幕戦)
3.アルゼンチンVSメキシコ (トーナメント一回戦)
ベストゴール
1.ラームの大会初ゴールとなるミラクルミドル
2.ジョーコールのスーパーミドル
3.対メキシコ戦・マキシ・ロドリゲスの決勝ゴール
対セルビア戦・カンビアッソの25連発パスからのスーパーゴール
予想的中率は、64.5%でした。これが高いのか低いのかは、みなさんにお任せします(笑)
しかし、フランスとポルトガルのベスト4を当てたのはちょっと自慢したい!
とにかく、楽しみまくった一ヶ月間でした。
選手みなさん、お疲れさまでした!
それでは、今回はこの辺で!
ついに長かったような、でもやっぱり短かったワールドカップが終わりました。
僕も寝不足の日々が続き、特に決勝トーナメントに入ってからは夜中にやる試合が多かったので
次の日は睡魔との闘いが待っておりました。
結果は、八百長疑惑で揺れ動いているイタリアの優勝となりました。
強靭な精神力、そして技術と総力と組織力には感服しました。
ユーべはセリエCからの再出発となりますが、なんとかこれをばねにして頑張ってほしいです。
そしてそして、僕が優勝予想していたフランスの快進撃には興奮せざるを得ませんでした。
優勝予想していたものの、本当に大丈夫か、と半信半疑で応援していました。
しかし、30台の選手はその年齢を感じさせないハッスルプレーをし、リベリーを筆頭にした若手が
見事なまでの成長を遂げました。
「オールドチーム」なんて馬鹿にしていた世間の論調を、見事に払拭したのです。
決勝の敗北は、ただ少し運が無かっただけです。
オシム監督が、ユーゴ時代の監督をしてベスト4をかけたPK合戦にもつれ込んだときに、
「監督の力も及ばない、運命を偶然にゆだねる物である」として、
PK戦を見ずしてロッカーに引き下がってしまったのは有名なエピソードです。
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忘れてはいけないのがジダンのラストダンスです。
僕は、あの頭突き退場はとてもジダンらしいと思って感動しました。
というのも、ジダンはサッカーをしているときは「少年」そのものだからです。
サッカーが楽しくて、楽しくて仕方ない。
点が取りたくて、勝ちたくて、負けたくない。
だから、あの頭突きが出てしまったのでしょう。
マテラッティがジダンの姉妹を侮辱したとか、「テロリスト」と呼んだとかいろいろ論争は
尽きませんが、とにかくジダンへの勝利への執念が生んだプレーだったことは間違いありません。
ジダンは、ラストゲームだから美しく終わろうだなんてこれっぽっちも考えていなかった。
それが、ジダンのラストダンス。
勇敢で、獰猛で、輝きと失意に満ち溢れたラストダンスでした。
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日本では、もうひとつのラストダンスもありました。
誰しもが予想していなかった、中田の引退。
惜しまれつつ、そしてどこまでもあっけなく、彼の現役生活は終わりました。
サイトを通じて、国民に多くのことを伝えてきた中田。
しかし、チームメイトにそれを伝えることは出来なかった。
教科書に載せられるくらい美しい日本語を書く中田でも、チームメイトには伝えられなかった。
WBCで見せた、イチローのようになりたかったわけではなかった。
ただ、ただ彼もサッカーが好きだっただけだ。
どうやったらチームがまとまるのか?
どうやったら個々の力が最大限発揮されるのか?
もがき苦しんで、それでも前だけを見続けてきた中田。
最後の試合が終わった後、ピッチに崩れ落ち、倒れ付す。
あれはきっと、少しだけ後ろを向きたくなったからかもしれません。
今までご苦労様、よく頑張ってきたな。
そう自分に言い聞かせた、唯一の時間だったのかもしれません。
「人の価値は、人に何をしてもらえたか、じゃなくて人に何をしてあげられたかで決まる」
これは嫌われ松子に出てくる台詞の一部なんですが、まさにこの言葉に当てはめれば、
中田の「価値」は計り知れないものであるといえると思います。
多くの人に尊敬され、夢を与え、時には失望と怒りを与えた。
そんな中田という人間が、僕は大好きです。
今までありがとう。
これからも応援しています。
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4年間待ち焦がれた、夢の祭典はなんだかあっけなく終わったような気がします。
それは日本が早々に敗退した影響もあるからかもしれませんが、
なんだかそれはただの言い訳にしか聞こえないのです。
サッカー日本代表が最後まで熱くなりきれなかった訳。
それが、僕らがワールドカップに熱くなりきれなかった訳なのかもしれません。
2010年、南アフリカ大会はどのようなドラマが起こるのでしょうか。
今から、すでに次の大会に向けた戦いが始まっています。
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fkd的今大会のベスト集
ベストゲーム:
1.チェコVSアメリカ (グループリーグ)
2.ドイツVSコスタリカ (開幕戦)
3.アルゼンチンVSメキシコ (トーナメント一回戦)
ベストゴール
1.ラームの大会初ゴールとなるミラクルミドル
2.ジョーコールのスーパーミドル
3.対メキシコ戦・マキシ・ロドリゲスの決勝ゴール
対セルビア戦・カンビアッソの25連発パスからのスーパーゴール
予想的中率は、64.5%でした。これが高いのか低いのかは、みなさんにお任せします(笑)
しかし、フランスとポルトガルのベスト4を当てたのはちょっと自慢したい!
とにかく、楽しみまくった一ヶ月間でした。
選手みなさん、お疲れさまでした!
それでは、今回はこの辺で!
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Posted by fkd at 14:38│Comments(0)
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