Right Riot | 邦楽、サッカー、映画、猫などが好きなfkdが好き勝手に綴るブログ › samidare-makishi › 【さみだれマキシ】第46話「アカーマツ編その1:決戦へ」
2009年10月21日
【さみだれマキシ】第46話「アカーマツ編その1:決戦へ」
【さみだれマキシ 十部】第46話「アカーマツ編その1:決戦へ」」
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【アカーマツ編】
舞台は竹保にアベたちが着く少し前にさかのぼる。
マキシとアカーマツとの話だ。
マキシに課せられた役目、それは
「赤国竹保遠征軍が竹保に着く前に
アカーマツを倒すこと」である。
ただ、マキシといえど、アカーマツ相手となれば
1対1になることが絶対条件となる。
マキシは驚異的な身体能力を持つアカーマツを
なんとかして竹保に着く前におびき出すことが必要であった。
赤国が竹保に向かう道中、
どうしても「マジネッチョリ川」を通らなければならない。
マジネッチョリ川はマジネッチョリ大陸最大の川で、
その規模は利根川を思い浮かべていただければわかりやすい。
マジネッチョリ川はよく氾濫を起こすことでも有名である。
雨が降った後の水量はすさまじく、
歩いて渡るしかなかったこの時代は
水量が収まるまで待つしかなかった。
ちょうどこの時、それほどの雨量ではないが雨が降っていたため、
マジネッチョリ側の水量は多少増えていた。
しかし、赤国には止まっている時間がなかったため、
多少の危険は顧みずに川を渡り始めた。
そして、マキシはここを静かに狙っていた。
(むしろ、作戦完遂のためにはここを狙うしかなかった)
頭が切れるフジーも、この時ばかりは時間に気をとられていたのと、
阿番・竹保に襲われることはこの状況下においてまず
あり得ないと考えていたため、まったくもって油断していた。
マキシはアカーマツが渡り始めるのを影から確認すると、
川の上流からアカーマツに向かって水中を泳ぎ始めた。
泥で濁った川ではマキシの姿はほぼ見えず、
アカーマツに近づくマキシを見つけられる術はなかった。
一方、アカーマツの進むスピードは
流れに足を取られてしまうため非常に遅く、
マキシがピンポイントでアカーマツの脚を取ることは容易であった。
あっさりとアカーマツを水中に引き込むと、
そのまま川の下流へとひきつれ、
狙いの場所でアカーマツと1対1になることに成功した。
ここからはマキシとアカーマツの力の勝負となる。
赤国の王・アカーマツとマキシの決戦が始まる!
次回へ続く。
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