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2009年02月19日

「くるり」について延々と語らせてください[名曲編]

くるりの名曲を語らせてください(ようやく)



さて、前回長々と身勝手な音楽論を展開してしまったわけですが、
要はくるりの名曲を語りたいわけです。

前回のはこちら。
「くるり」について延々と語らせてください[前置き編]


というわけで、さっそく紹介していきます。

といっても、シングルとかは紹介しません。
シングルが悪いとかそういうのではなくて、
ベストアルバムが出てるので、
聴きたい方はそちらを聴いてください。

今回ご紹介するのは、アルバム収録曲とカップリング、
くるりがくるりたることを示す曲です。

(僕はカップリングとか何気ないアルバムの収録曲が好きです。
というのも”A面”というのは売れ線の曲とかタイアップの曲のため、
アーティストは好き勝手作るわけにはいきません。
一方いわゆる”B面”はアーティストが好きにできるわけで、
つまりそのアーティストの真の個性がでるんですね。)

くるりが好きな人は共感していただき、
くるりを知らない人は聴いてもらい、
くるりが嫌いな人はちょっと見なおしてもらえればと思います。

それでは、どうぞ。


くるり名曲1 :地下鉄



「HOW TO GO」カップリング
HOW TO GO
くるり 地下鉄

いきなり結構コアな曲をご紹介。。
地下鉄は名曲HOW TO GOのカップリングで、
くるり+マグワイヤ時代を代表する1曲として有名です。

地下鉄というタイトルぴったりの、
焦燥感、迫力、スピード感、
そしてマニアック感がヒシヒシと伝わってくる作品。
岸田繁のテツオタぶりがいかんなく発揮されています。

この地下鉄、とにかく「ドラムが歌いまくり」ます。
ドラムがメイン、といってもいいくらいの打ちっぷりで、
これでもか、これでもかと変化し続けるドラムラインが最高にしびれます。

「くるり」について延々と語らせてください[名曲編]

ちょっとマニアックな話。
この曲はパワフルな演奏スタイルが持ち味の
マグワイヤが叩いていると噂されていますが、
実はあらきゆうこ、クリフ・アーモンドが叩いています。

この曲のドラムはよくよく聞いてみると、
マグワイヤよりも”艶”があるのが特徴ですね。
パワフルさとテクニックに加えて、
不思議な色っぽさが出ているドラムが非常にくせになる一曲です。

ライブで聴きたい度:★★★★
ドラムが癖になる度:★★★★★



くるり名曲2 :RACE



「アンテナ」収録

アンテナ
くるり RACE

くるり特有の倦怠感が前面に押し出された曲
オリエンタルな雰囲気がそこはかとなく漂っています。

このRACEという曲は、
実はCD収録のものとは違うVer.が
伝説として語り継がれています。(僕の中で)


その「伝説のRACE」は、
2004年2月6日、NHKトップランナーにて
くるりと武田真治が共演した回にて演奏されました。

武田真治はサックスプレーヤーとしても一流で、
Dragon Ashと共演した「El Alma」は名作として語り継がれていますが、
実はその前にくるりとサックス共演していたのです。
(武田真治はこの番組でモンドグロッソとかとも共演してます。)

「くるり」について延々と語らせてください[名曲編]

RACEは武田真治とのセッションのために産まれた曲なのではないか
と思うようなゾッとするくらいの出来栄え。

サックスとベースラインとギターの
非常に質の高い追いかけっこ、
音楽の楽しさが存分に詰まった、
濃密な5分間
であったことを記憶しています。

ネット上に映像が転がっていないのが残念。
ただ、それだけのポテンシャルを秘めたこの「RACE」という曲、
ぜひ注意深く聴いてみて欲しいです。

ライブで聴きたい度:★★★★
サックスと合う度:★★★★★



くるり名曲3:帰り道



「Superstar」カップリング

Superstar
くるり 帰り道

どこまでも優しいメロディーと、
こんこんからからここんこん」という歌詞が印象的な作品。
帰り道が収録されている「Superstar」というシングルは、
岸田繁の新しい内面が出た曲として
賛否両論を巻き起こした問題作。

というのも、Superstarほどの優しい歌詞、
メロディーの曲というのは今まで存在しなかったからです。
”くるりらしくない”とこの曲からくるり離れをした、というファンも少なくないです。

ただ、それは早計に違いなかったのです。
この帰り道や真昼の人魚に象徴されるように、
くるりの原点のメロディーだったのですから。

くるりがくるりたる所以、
それはこの曲が一番表しているのかもしれないです。
少々ドラマチックでメランコリックな気もしますが、、
それはくるりが進化していることの象徴なのでしょう。

ちなみに、「こんこんからからここんこん」とは、
帰り道の下駄の音
京都、本当に乙な街ですな。

くるりが知りたいなら、
とりあえずこの曲を聴きましょう。


京都度:★★★★
くるり度:★★★★★



くるり名曲4:ハローグッバイ



「男の子と女の子」カップリング

男の子と女の子
くるり ハローグッバイ

僕はこの曲がとにかく好きです。

人は別れと出会いを繰り返す。
別れや旅立ちはいつだって辛くて。
そんなどろどろの心の中をどこまでも素直に歌い、
きれいに洗い流してくれる。

それがハローグッバイ。

たった4分の曲だけど、
素晴らしい映画を観終わった後の感覚に近い、
爽快感と物悲しさに襲われるのです。

最後のキラキラと流れる水の音が、
この曲の素晴らしさを全て表しているのではないでしょうか。



運よく動画が上がっていたので。

きれい度:★★★★
くるりらしくない度:★★★★★



まだまだあるんですが・・・



すいません、長くなってしまって読むのめんどくさいと思うので、
次回とさせてください。
(まあ、9割方の人がほとんど読んでいないと思いますが。笑)

ただ、本当に名曲ばかりで、
一度聴いてみていただければわかると思います。

次回はいよいよ最終編です。
下記からどうぞ。

続きはこちら。「くるり」について延々と語らせてください[ラスト:名曲編2]


それでは、
んちゃ。


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Posted by fkd at 20:00│Comments(4) music
◆ この記事へのコメント
シングル「HOW TO GO」には「すけべな女の子」も収録されていると聞いたことが・・。
ところで、その「HOW TO GO」がトリを飾る「アンテナ」において、「RACE」⇒「ロックンロール」ではなかったでしょうか!?
「RACE」はどこか民謡ぽくて面白いですね。あれは岸田&佐藤の共作でしたっけ?
武田真治サンとのも見てみたいなぁ・・。
「ロックンロール」のPV 見たことありますか? はしゃいではいないのに、何だか楽しそうで良い感じ。
Posted by ど-ど- at 2009年07月02日 22:06
>どーどーさん

こちらにもコメントありがとうございます、
大変うれしいです!

どーどーさんほどの方なら、「RACE」の武田真治VER.も
聴いてほしいですね。。。

ロックンロールのPV、もちろん見た事ありますよ!
くるりのPVはどれもクオリティ高くてすきです。
特に中村剛監督が好きなんで、花の水鉄砲が一番好きですね。
Posted by fkdfkd at 2009年07月07日 20:08
つっこみどころが多すぎて、、(笑)

とりあえず情報の間違いは訂正しましょうよ、、
「RACE」⇒「ロックンロール」でしょ
せっかく指摘してくれているのに。
「RACE」⇒「SuperStar」って、、曲の発表時期も
全然違うしここまで堂々と語っていながら
説得力なさすぎ。本当にくるりをすきなのかどうかも怪しい
って印象を受けてしまいます。

「ハローグッバイ」が唯一のネガティブな曲って
言い切っちゃってるのも凄いとしか言いようが無いし、、

「すけべな女の子」→あらきゆうこ
「地下鉄」→クリフアーモンド
なのに、、これじゃ「地下鉄」を二人して叩いてるみたいな
書き方だし。

本当にくるりに対してちゃんと聴いて興味を持って接しているのか甚だ疑問です。
Posted by you at 2009年07月29日 00:31
もろもろご指摘ありがとうございます
情報の間違い等は修正いたしますね。

書いている以上間違いは出てしまうとはおもいますが、おっしゃる通り間違いが多いと説得力がありませんね、以後気をつけます!

ありがとうございました!
Posted by youさん at 2009年07月29日 00:41
 
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