「文化放送ラジオCMコンテスト」がとっっっても面白いですぜ
文化放送ラジオCMコンテストがゴイスー
どうも、fkdです。
突然ですが、僕はラジオが好きです。
ラジオでしか生み出されない間、雰囲気。
まじすてきやわ。笑
しかしさみしいかな、昨今「新聞離れ」よりも早いスピードで
「ラジオ離れ」が進行していると聞きます。
それは広告費の変移からも一目瞭然です。
データ元:
電通
やれ携帯やらインターネットやらゲームやらで
ラジオに費やされてきた時間が削られているのでしょう。
なんてこった。
しかし、ラジオは死んでいません。
ラジオにしかできないことは、山ほどあります。
そんなラジオにしかできないことの一つ、
「ラジオならではの表現力」を見事に表現しているのが
【ラジオCM】です。
今回は、そのラジオCMの魅力が一番伝わる(と思う)、
「
文化放送ラジオCMコンテスト」のご紹介です。
このコンテストは協賛企業やその商品の魅力を
20秒のラジオCMにてPRする、
というシンプルな物です。
文字だけで表現されるため単純な物になりそうですが、
逆に実に練られている素晴らしい作品ばかりです。
みなさんも、その魅力に病みつきになってしまうはずです。
素晴らしい作品の数々
受賞した作品は20個くらいあるのですが、
どれも秀逸な作品ばかりです。
見ていただければその凄さがわかると思いますので、
この中でもお気に入りの作品を見ていただきましょう。
先生: 出席取りまーす。
リバーアイランド。
女1: はい、川島です!
先生: ハイブリッジ。
男1: はい、高橋です!
先生: マウンテンブック。
女2: はい、山本です!
先生: セカンドフロアホール。
いないのか、セカンドフロアホール?
男2: あ、オレか。はい、二階堂です!
NA: 毎日が国際的。城西国際大学。
城西国際大学
東京都/若杉 幸祐
これはエンターテイメント溢れてますね。笑
国際的…かどうかはわかりませんが、
楽しそうなイメージが伝わってきて非常にいいですね。
女: きゃー、ゴキブリ!!
ゴキブリ: ヤバイ!人間だ!
SE: バン!
ゴキブリ: ヒィ~ッ!スリッパ!?
SE: バン!! バン!!
ごきぶり: スリッパはやめてくれー
SE: バン!! バン!!
ゴキブリ: せめて丸めた新聞紙で!
SE: バン!! バン!! バン!!
ゴキブリ: 創刊135年の読売新聞で~!!
SE: バン!!
N: 悪を叩いて135年。
ゴキブリ: 読売新聞、、で、、、、、
読売新聞
東京都/杉山 元規
常に身近にあるものでゴキブリが叩けるもの。
それは新聞紙です。
新聞の身近さを発想を変えて伝えた、
本当に見事な作品ですね。。。
女の子: お父さん、一人でおつかい、だいじょうぶかなあ
母: ちょっと心配だけど、いつかは経験しなきゃいけないからね
店員: いらっしゃいませ
父: (緊張ぎみに)これ、電子マネーでお願いします
N: 使ってみれば、便利でカンタン。
セブンーイレブンの電子マネー nanaco。
父: ただいまー!
セブン-イレブン・ジャパン
東京都/東 幹雄
いやーこれもうまい。
男にも女にもこどもにもささる名作です。
ストーリーもとてもきれいですね。
男: アポロ11号が月面に到着した時、みかんを食べていた。
ニクソン・ショックが起きた時も、みかんを食べていた。
ベルリンの壁が崩壊した時も、みかんを食べていた。
N: だいたい、いつも食べている。
日本みかん農協
日本みかん農協
神奈川県/松澤 祐介
「だいたい、いつも食べている」
というキャッチコピーだけで秀逸ですが、
その前の歴史的出来事を引き合いに出すところがおしゃれです。
テレビの前でみかんを食べている情景が思い浮かび、
思わずみかんが食べたくなりますね。
今年もやっています
いかがでしょうか?
音声だけだからこそ生み出せる意外性とストーリー性に
驚いたことかと思います。
さて、このグランプリは今年で第三回目を迎えます。
全21社のお題が募集されています。
読売新聞
東京ガス
INAX
小学館
日本大学
キヤノンマーケティングジャパン
などなど素晴らしい企業がならんでいますね。
で、記事を書いているうちにやってみたくなっちゃったので、
東京ガス/ガス温水床暖房
寒い季節の理想的な暖房といえば、床暖房ですよね。足元からお部屋全体をあたためるガス温水床暖房は、風がないので埃が舞わず、音もなく静か。この様に質のいい暖房であることが伝わる内容のCMを。
こちらのお題に対して作ってみました。
で、作ってみた
ボディコピーを考えるような作り方でやってみたんですが、
それをストーリーにするというのはかなり難しいですね。。
受賞者やCM作家さんの凄さが身にしみました。
せっかく作ったので恥ずかしながら記載してみます。。
効果音(以下SE):男部員と女部員の剣道の掛け声が響く。
ナレーション(以下N):我が母校は剣道が急に強くなった。
N:冬でも絶え間なく続く練習。
N:僅かな息継ぎさえわかる静寂。
張り詰めた空気が体育館を覆う。
N:そこにはいつも、顧問と部員の音だけがあった。
N:静寂が生む緊張感と、暖かな足元が、
我が母校を強くしたのだ。
N:東京ガスのガス温水床暖房。
床暖房の暖かさと静かさを、
剣道の特性に合わせて紹介しようと考えたものです。
剣道は冬足元が冷たくてつらく、
間合いとか呼吸が大事な武道ですので、
床暖房と静かさというキーワードにマッチしていると思ったんですね。
うーん、、難しい。。。
いまいちすぎる。。。
2009年10月31日まで応募可能ですので、
ぜひご興味ある方はチャレンジしてみてくださいね!
文化放送 第3回100万円争奪!ラジオCMコンテスト
それでは、
んちゃ。
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